ヌーシャテル‐こ【ヌーシャテル湖】
《Lac de Neuchâtel》スイス西部にある湖。ジュラ山脈南東麓に位置し、ヌーシャテル州、フリブール州、ベルン州に属す。北東・南西方向に細長い。ツィール運河を経て、ビール湖に注ぎ、ライン...
ねこのめ‐そう【猫の目草】
ユキノシタ科の多年草。山中の湿地に生え、高さ5〜20センチ。茎は地をはい、葉は広卵形。3、4月ごろ、苞(ほう)をもつ黄色い小花が集まってつく。二つに裂けた果実は、猫の目を思わせる。《季 春》
の‐うるし【野漆】
トウダイグサ科の多年草。河原などの湿地に群生し、高さ約40センチ。葉は互生し、茎の頂には5枚が輪生。4月ごろ、淡黄色の苞(ほう)をもつ小花をつける。茎や葉を切ると白い乳液が出て、皮膚につくとかぶ...
ノエルケンプメルカード‐こくりつこうえん【ノエルケンプメルカード国立公園】
《Parque nacional Noel Kempff Mercado》ボリビア北東部にある国立公園。サンタクルスの北東約450キロメートル、ブラジルとの国境付近に位置する。1979年に設立。...
の‐ぶき【野蕗】
キク科の多年草。山地の木陰などの湿地に自生。高さ約50センチ。葉はフキに似るが、小さい。夏から秋、白い小花を円錐状につける。果実には粘りけがあり、他に付着する。
はえ‐じごく【蠅地獄】
モウセンゴケ科の多年草。高さ20〜25センチの食虫植物。葉柄は平たく、葉は円形で縁にとげ状の長い毛があり、虫が触れると左右から閉じて捕らえ、消化する。6月ごろ、花茎の頂に白い5弁花を数個開く。米...
はくさん‐こざくら【白山小桜】
サクラソウ科の多年草。本州中部以北の高山の湿地に自生。高さ約10センチ。葉は根元から出て、さじ形で質が厚い。夏、花茎の先に、紅紫色の花を数個開く。白山で最初に発見された。南京(ナンキン)小桜。
はこ‐がめ【箱亀】
ヌマガメ科の一群のカメ。腹甲が蝶番(ちょうつがい)状に連結しており、甲内に体を引っ込めたあと、ふたをしてしまうことができる。日本では八重山諸島の森林周辺の湿地にセマルハコガメが生息。
はっちょう‐とんぼ【八丁蜻蛉】
トンボ科の昆虫。体長約1.5センチで、世界的に最小の種。成熟すると雌の体は黄色、雄では紅色になる。湿地にすみ、飛翔(ひしょう)力は弱い。名は愛知県名古屋の八丁畷(なわて)に多産したことによる。
はなび‐ぜきしょう【花火石菖】
イグサ科の多年草。山野の湿地に生え、高さ30〜50センチ。茎は平たく、葉は細長い。夏、不規則に広げた柄の先に多数の花をつけ、線香花火を思わせる。広葉(ひろは)の笄石菖(こうがいぜきしょう)。