あぜ‐すげ【畦菅】
カヤツリグサ科の多年草。湿地に生え、高さ20〜60センチ。枝が地をはう。葉は細長く、縁がざらつく。春、茶褐色の雄花穂と黒褐色の雌花穂をつける。
アネガダ‐とう【アネガダ島】
《Anegada Island》西インド諸島東部、小アンティル諸島北部の英国領バージン諸島の島。首都ロードタウンがあるトルトラ島の北東に位置し、次いで2番目に大きい。平坦な地形で周囲をサンゴ礁に...
アバロン‐はんとう【アバロン半島】
《Avalon Peninsula》カナダ東端、ニューファンドランド島南東部の半島。ニューファンドランドアンドラブラドル州に属し、州都セントジョンズがある。16世紀よりヨーロッパ人が定住した北ア...
あぶ‐の‐め【虻の眼】
オオバコ科の一年草。湿地に生え、高さ15〜20センチ。葉は長楕円形。夏から秋にかけて、淡紫色の小花を開く。実がアブの目を思わせるので、この名がある。また、茎をつぶしたときの音から、ぱちぱちぐさと...
あぶら‐がや【油茅/油萱】
カヤツリグサ科の多年草。山地などの湿地に生え、高さ約1メートル。長い線形の葉が互生する。秋、茶褐色で油のにおいのする穂をつける。なきり。かにがや。
アヘメ‐こ【アヘメ湖】
《Lac Ahémé》ベナン南西部にある湖。水上集落があることで知られる。漁業が盛ん。ラムサール条約登録湿地。
あま‐さぎ【尼鷺/甘鷺】
サギ科の鳥。全長50センチくらい。羽色は白色で、繁殖期には頭・首・背などがきつね色になる。くちばしは黄、足は黒色。日本では夏鳥で、水田や湿地帯でみられる。猩猩(しょうじょう)鷺。
アマーラ【Amārah】
イラク南東部、メイサン州の都市。同州の州都。チグリス川沿いに位置する。19世紀半ば、オスマン帝国時代に発展。イラン‐イラク戦争時には激しい戦闘が行われた。周辺には豊かな農業地帯と湿地帯が広がる。...
アルシェイ‐の‐ゲルタ
《Guelta d'Archei》チャド北東部、エネディ高原にある渓谷。ゲルタとは砂漠にある湿地を意味し、完新世以来の生き残りとされるナイルワニの一種が生息する。先史時代の岩絵があることでも知られる。
アルデンヌ【Ardennes】
ベルギー南東部からフランス北東部、ルクセンブルクにまたがる地域名。ベルギーのリュクサンブール州、ナミュール州、リエージュ州、フランスのアルデンヌ県、およびルクセンブルクの一部を含む。標高300メ...