まん‐さい【満載】
[名](スル) 1 人や荷物をいっぱいにのせること。「砂利を—したトラック」 2 新聞・雑誌に、記事・読み物などをいっぱいのせること。「力作を—した増刊号」
まんさい‐きっすいせん【満載喫水線】
船舶の搭載量の限界を示す喫水線。船体中央部の両舷側に表示される。
まんさい‐はいすいりょう【満載排水量】
船舶の重量を表す排水量の計測・表示方法の一つ。積荷を許容限界まで積載した状態での排水量をいう。→基準排水量
まん‐さく【満作】
1 穀物がよく実ること。豊作。「豊年—」 2 マンサク科の落葉小高木。山地に生え、2、3月ごろ葉より先に、枝いっぱいに黄色い花が咲く。花びらは線状で4枚ある。葉は菱状円形か倒卵形で互生し、秋に黄...
まん‐さん【満参】
期限を定めて行った祈願がその期限に達すること。また、その日に参詣すること。
まん‐ざ【満座】
1 人がその座いっぱいになっていること。また、その座にいる人すべて。「—の注目を集める」 2 数日間にわたる法会・説法などの終わる最後の日。満願。 3 連歌・連句で、百韻などの一巻(ひとまき)が...
まんざら【満更】
《語源未詳。「満更」は当て字》 [副] 1 (否定的な表現のあとにさらに打消しの語を伴って)否定的な意味合いをやわらげたり、むしろ逆に肯定したりする気持ちを表す。必ずしも。「—捨てたものでもな...
満更(まんざら)でもな・い
まったくだめだというわけではない。必ずしも悪くはない。また、かなりよい。「結果は—・い」「—・い顔付き」
まん‐ざん【満山】
1 山全体。全山。「—紅葉に彩られる」 2 寺全体。寺中の僧のすべて。「—の学僧」
まん‐しつ【満室】
1 すべての部屋がふさがって空きがないこと。 2 その部屋をいっぱいにしていること。「四つの緒(=弦)は急霰の一時に来る如く—の空気を劈(つんざ)いたが」〈魯庵・社会百面相〉