ローマ‐クラブ
《The Club of Rome》1968年、ローマで初会合を開いて発足した国際的民間組織。各国の知識人や財界人によって構成され、天然資源の枯渇化・環境汚染・人口増加などの諸問題を研究・提言。...
ローマ‐しゅうどういん【ローマ修道院】
《Roman Monastery》エジプト北部の町ワディナトルーンにあるコプト教会の修道院。キリスト教の最初期に隠遁生活を送ったとされる聖マカリオスが、4世紀に創設した修道院に起源する。名称は古...
ローマ‐ほう【ローマ法】
古代ローマ時代に制定された法律の総称。ローマ市民だけに適用される市民法として制定された十二表法に始まり、領土の拡大とともに万民法を形成、6世紀ユスティニアヌス帝によって集大成された。ゲルマン法と...
わ
1 五十音図ワ行の第1音。両唇の間を狭めて発する半母音[w]と母音[a]とから成る音節。[wa] 2 平仮名「わ」は「和」の草体から。片仮名「ワ」は「和」の旁(つくり)「口」の草体から。 [補説...
わい‐が【淮河】
中国東部を東流する川。河南・湖北両省の境にある桐柏山地に源を発し、安徽(あんき)省を貫流、江蘇(こうそ)省の洪沢(こうたく)湖を経て大運河に入り、分流して黄海と揚子江に注ぐ。全長約1000キロ。...
わか‐ぎみ【若君】
1 年の若い主君。幼君。 2 貴人の子弟を敬っていう語。「知りと知りたる人、法師に至るまで、—の御喜び聞こえに聞こえにと」〈かげろふ・中〉 3 貴人の姉妹のうち、妹を敬っていう語。「姫君に琵琶、...
わか・す【沸(か)す】
[動サ五(四)]《「湧(わ)かす」と同語源》 1 熱を加えて水などを熱くする。また、煮えたたせる。「風呂を—・す」「湯を—・す」 2 熱狂させる。夢中にさせる。「タイムリーヒットが場内を—・す」...
わかな【若菜】
源氏物語第34・35巻の巻名。上・下に分ける。光源氏39歳から47歳。女三の宮の光源氏への降嫁、明石女御の皇子出産、柏木と女三の宮との事件などを描く。 狂言。和泉流。果報者が仲間と野遊びに出...
わか・ぶ【若ぶ】
[動バ上二]若々しく見える。若々しく振る舞う。「いといたく—・びて」〈源・若菜下〉
わか‐むらさき【若紫】
1 薄い紫色。薄紫。 2 植物ムラサキの別名。《季 春》「恋草の—も萌えにけり/麦人」 源氏物語第5巻の巻名。光源氏18歳。源氏が北山で藤壺に似た少女紫の上を見いだし、自邸二条院に引き取る...