アグニ【(梵)Agni】
古代インド神話で火の神。人間と神の媒介者で、太陽・稲妻などになって、暗黒と邪悪を滅ぼす。仏教では火天(かてん)をいう。阿耆尼(あぎに)。
アフラ‐マズダー【Ahura Mazdā】
《アフラは主、マズダーは賢明の意》ゾロアスター教の最高神。光明の神で、あらゆる善・秩序の創造神。悪神アフリマンと対立し、滅ぼす。
一朝(いっちょう)の怒(いか)りにその身(み)を忘(わす)る
《「論語」顔淵から》一時の怒りのために前後を忘れ、身を滅ぼすことになる。一朝の怒りに一生を過(あやま)つ。
うち‐と・る【打(ち)取る】
[動ラ五(四)] 1 (「討ち取る」とも書く)武器を使って相手を殺す。「敵将を—・る」 2 試合などで相手を負かす。「フルセットの末、強豪を—・る」「凡打に—・る」 3 敵国などを攻めて滅ぼす。...
うち‐はら・う【打(ち)払う】
[動ワ五(ハ四)] 1 たたいたりふるったりして払いのける。「ほこりを—・う」「降りかかる火の粉を—・う」 2 攻撃して追い払う。「異国船を—・う」 3 攻めて滅ぼす。「攻め入りて、同九月三日、...
うち‐ほろぼ・す【討(ち)滅ぼす】
[動サ五(四)]攻め滅ぼす。討って滅ぼす。「敵をのこらず—・す」
う・つ【討つ】
[動タ五(四)]《「打つ」と同語源》 1 攻撃する。敵を攻めて滅ぼす。征伐する。「かたきを—・つ」「不義を—・つ」 2 武器を用いて、傷つけたり殺したりする。「首を—・つ」 [可能]うてる
宴安(えんあん)は酖毒(ちんどく)
《「春秋左伝」閔公元年の故事から》いたずらに遊び楽しむことは猛毒の酖毒と同じで、最後には身を滅ぼす。→酖毒
蛙(かえる)は口(くち)ゆえ蛇(へび)に呑(の)まるる
《蛙は鳴くために蛇に見つけられ、のまれる意から》黙っていればよいのに、つまらぬことを言ったために身を滅ぼすことのたとえ。蛙は口から蛇に呑(の)まるる。
かた‐む・ける【傾ける】
[動カ下一][文]かたむ・く[カ下二]《「かたぶける」の音変化。「片向ける」の意》 1 物を斜めにする。傾くようにする。かしげる。「首を—・ける」「傘を—・ける」 2 《杯を斜めにして中の物を飲...