いんいん‐めつめつ【陰陰滅滅】
[ト・タル][文][形動タリ]暗く陰気で、気分がめいるさま。「—たる鐘の音」
いん‐めつ【湮滅/堙滅/隠滅】
[名](スル) 1 跡形もなく消えてしまうこと。また、消すこと。「証拠を—する」 2 (隠滅)陰にかくれて見えないこと。
えん‐めつ【煙滅】
[名](スル)《「湮滅(いんめつ)」の誤りから》跡形もなく消えてなくなること。
かい‐めつ【壊滅/潰滅】
[名](スル)すっかりだめになってしまうこと。組織などが総崩れになること。「大地震で街が—した」
げき‐めつ【撃滅】
[名](スル)うちほろぼすこと。攻撃して全滅させること。「敵軍の主力部隊を—する」
げん‐めつ【幻滅】
[名](スル)期待やあこがれで空想し美化していたことが現実とは異なることを知り、がっかりすること。「—を感じる」「都会生活に—する」
げん‐めつ【還滅】
仏語。煩悩(ぼんのう)を滅して涅槃(ねはん)に還(かえ)ること。迷いの世界から悟りの世界に入ること。
ざ‐めつ【挫滅】
[名](スル)外部から強い衝撃、圧迫を受けて内部の組織が破壊されること。「脳—」
しじん‐かいめつ【澌尽灰滅】
あとかたもなく滅び尽きること。
しちなん‐そくめつ【七難即滅】
七難がただちに滅び、福がもたらされること。下に「七福即生」と続けて用いられる。