もろこし‐の‐うた【唐土の歌】
漢詩。「大和ことのはをも—をも」〈源・桐壺〉
やく‐そく【約束】
[名](スル) 1 当事者の間で取り決めること。「—を交わす」「結婚の—を破る」「子供に—したことを忘れる」 2 ある社会や組織で、守るように定めたきまり。「会の—に従う」「舞台上の—」「漢詩に...
ゆう‐ぎん【遊吟】
[名](スル)散策しながら詩歌を作ったり、吟じたりすること。「漢詩を—する」
よう‐たい【拗体】
《「おうたい」とも》漢詩の律詩や絶句で、一定の平仄(ひょうそく)のきまりに合わないところのあるもの。
らいさんようとそのじだい【頼山陽とその時代】
中村真一郎による、江戸時代後期の儒学者・漢詩人、頼山陽の評伝。昭和46年(1971)刊行。翌年、第22回芸術選奨(文部大臣賞)受賞。
らっ‐く【落句】
1 漢詩の結びの句。絶句では結句、律詩では第7・第8の最後の2句。 2 和歌の最後の句。 3 終わりの文句。おち。
りごう‐し【離合詩】
漢詩技巧の一。近接する2句の中に、1字の偏と旁(つくり)を切り離して詠み込んだり、熟語を形成する2字を分離して1句の首尾に配したりするもの。
りっ‐かく【律格】
1 おきて。規則。 2 漢詩の構成法の一。平仄(ひょうそく)・押韻(おういん)・対句などの称。格律。
りっ‐し【律詩】
漢詩の一体。一定の韻律に従う8句からなる。第1・2句を起聯(きれん)(首聯)、第3・4句を頷聯(がんれん)(前聯)、第5・6句を頸聯(けいれん)(後聯)、第7・8句を尾聯(落句)といい、頷聯と頸...
りつ【律】
[音]リツ(漢) リチ(呉) [訓]のり [学習漢字]6年 〈リツ〉 1 行動を秩序づけるためのおきて。さだめ。「律令(りつりょう)/格律・規律・軍律・法律・不文律」 2 物事の法則。「因果律...