すいしつ‐おだく【水質汚濁】
産業排水や生活排水、水産生物の養殖、沿岸域の工事などにより、河川・湖沼・港湾・沿岸海域などの水が汚染されること。
せい‐だく【清濁】
1 澄んでいることと濁っていること。 2 善と悪。善人と悪人。また、賢者と愚者。 3 清音と濁音。 4 清酒と濁酒。「—をわけてもてなすひなの酒」〈柳多留・一三〉
だく【濁】
[常用漢字] [音]ダク(慣) ジョク(ヂョク)(呉) [訓]にごる にごす 〈ダク〉 1 水がにごる。「濁酒・濁流/混濁・清濁・白濁」 2 行いなどがけがれている。「濁世(だくせい・だくせ)...
にゅう‐だく【乳濁】
[名](スル)乳のように白く濁ること。「—した汚水」
はく‐だく【白濁】
[名](スル)白くにごること。「水晶体が—する」
ほん‐だく【本濁】
連濁による濁音を新濁というのに対し、本来の濁音をいう。
ぼんのう‐じょく【煩悩濁】
仏語。五濁の一。煩悩によって悪がはびこること。
れん‐だく【連濁】
国語で、合成語の語頭の清音が濁音に変わる現象。「はな」が「さくら」に下接して「さくらばな(桜花)」となる類。その他に「月見酒(つきみざけ:さけ→ざけ)」「経済(けいざい:さい→ざい)」など。