きよせ【清瀬】
東京都中北部の市。西武池袋線が通じる住宅都市。東京病院(旧国立療養所)などがある。人口7.4万(2010)。
くせ【曲瀬】
川や海の浅瀬の、砂や岩が多く集まった所。「玉—の清き川原にみそぎして」〈万・二四〇三〉
さんばん‐せ【三番瀬】
《「さんばんぜ」とも》東京湾の最奥部、千葉県浦安市・市川市・船橋市・習志野市の沖合に広がる干潟および浅瀬。面積約1800ヘクタール。アサリやノリの養殖が盛んで、カレイやハゼの釣り場としても人気がある。
しお‐せ【潮瀬】
海面に見える潮の流れ。潮流。「—の波折(なをり)を見れば遊び来る鮪(しび)が鰭手(はたで)に妻立てり見ゆ」〈武烈紀・歌謡〉
しお‐ぜ【塩瀬】
縦糸を密にし、太い横糸を用いて横筋を出した厚地の羽二重。帯地・袱紗(ふくさ)・半襟・羽織地などに使用。塩瀬羽二重。
しも‐つ‐せ【下つ瀬】
川下にある瀬。⇔上(かみ)つ瀬。「—に小網(さで)さし渡す」〈万・三八〉
せ【瀬】
1 川などの流れが浅く歩いて渡れる所。浅瀬。「—を渡る」⇔淵(ふち)。 2 川の流れの急な所。また、海水の流れ。潮流。「—を下る」「潮—」 3 物事に出あうとき。機会。「身をすててこそ浮かぶ—も...
せ‐ぜ【瀬瀬】
《「せせ」とも》 1 多くの瀬。「宇治川の—のしき波しくしくに妹は心に乗りにけるかも」〈万・二四二七〉 2 その時々。折々。「見し人の形代ならば身に添へて恋しき—のなで物にせむ」〈源・東屋〉
たか‐せ【高瀬】
1 川の瀬の浅い所。浅瀬。 2 「高瀬舟」の略。
たき‐つ‐せ【滝つ瀬】
《「たぎつせ」とも。「つ」は「の」の意の格助詞》水の激しく流れる瀬。また、滝。「宇治の渡りの—を見つつ渡りて」〈万・三二四〇〉