あく‐ぬけ【灰汁抜け】
[名](スル) 1 野菜などのあくがぬけること。 2 いやみがなく洗練されていること。あかぬけ。「—した人物」 3 取引で、悪材料が出尽くして、相場の下落が一段落すること。
あく‐ねり【灰汁練り】
わら灰を水に浸して出したうわ水で絹を練ること。
あく‐ひき【灰汁引き】
卵白を使って砂糖蜜やスープの不純物を除くこと。
あくもち‐ざけ【灰持(ち)酒/灰汁持(ち)酒】
発酵したもろみに灰を混ぜて造る日本酒。熊本特産の赤酒(あかざけ)などがある。→赤酒
かい【灰】
[音]カイ(クヮイ)(漢) [訓]はい [学習漢字]6年 〈カイ〉 1 はい。「灰燼(かいじん)/降灰・骨灰・塵灰・石灰」 2 はい色。「灰白色/鉛灰色」 3 生気のないもの。「死灰」 〈は...
かい‐か【灰化】
[名](スル)試料を加熱・酸化して有機物を取り除き、不揮発性の無機物にすること。はいか。
かい‐こうしょく【灰黄色】
灰色がかった黄色。
かい‐しょく【灰色】
はいいろ。
かい‐じゅうせき【灰重石】
カルシウムのタングステン酸塩鉱物。無色・白色・淡黄色などで透明、ガラス光沢があり、紫外線を当てると青色の蛍光を示す。錐状の結晶が普通。正方晶系。タングステンの主な鉱石。
かい‐じん【灰塵】
灰と塵(ちり)。取るに足りないもの、価値のないもののたとえ。