りん‐ぼく【鱗木】
ヒカゲノカズラに近縁の化石シダ類。古生代石炭紀に繁栄し、ペルム紀に絶滅。高さ約30メートルの巨木で、頂部で分枝し、幹に葉の落ちたあとが鱗(うろこ)状に配列。炭化して良質の石炭となった。レピドデン...
ルイスバーグ【Louisbourg】
カナダ、ノバスコシア州北東端、ケープブレトン島の町。フランス語名ルイブール。同島東岸に位置する。かつては石炭の積出港として栄え、現在は漁業と観光業が行われる。18世紀前半にフランス軍が建造した北...
ルクランシェ‐でんち【ルクランシェ電池】
炭素棒を正極、亜鉛棒を負極、塩化アンモニウムを電解液とし、減極剤に二酸化マンガンを用いた電池。起電力は1.5ボルト。1868年にフランスのルクランシェ(G.Leclanché)が発明。乾電池はこ...
ルダ‐シロンスカ【Ruda Śląska】
ポーランド南部の都市。カトビツェの西に隣接する。市内に炭鉱があり、シロンスク地方の主要な工業都市の一つに発展した。ルーダシロンスカ。
ルハンシク【Luhans'k/Луганськ】
ウクライナ東部、ルハンシク州の都市。同州の州都。18世末、エカチェリーナ2世により鋳鉄工場が建設されて武器生産が盛んになった。ドネツ炭田の代表的な工業都市の一つ。旧称、ウォロシーロフグラードまた...
ルブラン‐ほう【ルブラン法】
1790年にN=ルブランが発明したソーダ(炭酸ナトリウム)の工業的製法。食塩と硫酸から硫酸ナトリウムを作り、石灰石・コークスとともに加熱して炭酸ナトリウムを得るもの。ソルベー法が現れるまで盛んに...
ルミノール‐はんのう【ルミノール反応】
ルミノールと炭酸ナトリウムとの水溶液に過酸化水素を加えた試薬を、血痕(けっこん)に噴霧すると、暗所で青白く発光する反応。血痕の鑑識に利用。
るもい【留萌】
北海道北西部、天塩山地の西を占める振興局。局所在地は留萌市。
北海道北西部、日本海に面する市。留萌振興局所在地。ニシン漁や石炭・木材の積み出しで発展した。水産加工業が盛ん。人口2.4万(20...
ルンペン‐ストーブ
《(和)Lumpen(ドイツ)+stove》石炭・薪(まき)などを燃料とする、円筒形の簡易ストーブ。
ルール【Ruhr】
ドイツ北西部、ライン川と、その支流リッペ川・ルール川とに囲まれた地域。ノルトライン‐ウェストファーレン州の中心に位置する。ヨーロッパ最大の工業地帯で、19世紀からルール炭田を背景に発達し、ドルト...