ひ‐ふ【被風/被布/披風】
着物の上に着る、羽織に似た外衣。襟もとを四角にあけ、胸のところで左右を深く合わせて組紐(くみひも)でとめる。江戸時代は茶人・俳人などが着たが、明治時代以後は変形して主に女性の和装用コートとなった...
ふく‐しらが【福白髪】
《福運の前兆とされるところからいう》年が若くて生える白髪。また、黒髪にまじって1、2本生えた白髪。「未だ頭の白くなる年でも無し、と云って—とやらでも無い」〈風葉・青春〉
ぶ‐こつ【無骨/武骨】
[名・形動]《「骨(こち)無し」を音読みにした語》 1 骨ばってごつごつしていること。また、そのさま。「節くれだった—な手」 2 洗練されていないこと。無作法なこと。また、そのさま。「—な振る舞...
へん【偏】
1 漢字の構成部位の名称の一。左右の組み合わせからなる漢字の左側の部分。字形によって「亻(にんべん)」「氵(さんずい)」などと呼ぶ。⇔旁(つくり)。 2 かたよっていること。公正でないこと。「用...
ほろぼ・す【滅ぼす/亡ぼす】
[動サ五(四)]滅びるようにする。滅亡させる。また、台無しにする。「国を—・す」「酒で身を—・す」 [可能]ほろぼせる
みぎやひだりにみえるもの【右や左に見えるもの】
《原題、(フランス)Choses Vues a Droite et a Gauche》サティのバイオリンとピアノのための器楽曲。全3曲。1914年作曲。「眼鏡無しで」の副題をもつ。右と左に見えるもの。
みなし‐ご【孤児/孤】
《「身無し子」で、「身」は身寄りの意か》死に別れたり捨てられたりして親のない子。こじ。
むめい‐し【無名指】
くすりゆび。名無し指。
めかくし‐おに【目隠し鬼】
手ぬぐいなどで目隠しをした鬼が、逃げ回る者たちを手探りで捕まえる鬼ごっこの一。逃げる者たちは「鬼さんこちら、手の鳴る方へ」などとはやす。めんない千鳥。目無し児(ちご)。目無し鬼。
もと‐な
[副]《「もと」は根本の意。「な」は形容詞「無し」の語幹》 1 わけもなく。みだりに。「なにしかも—とぶらふ」〈万・二三〇〉 2 しきりに。むやみに。「いづくより来りしものそ目交(まなか)ひに—...