ぶ‐ようじん【不用心/無用心】
[名・形動]《「不用心」の場合は「ふようじん」とも》 1 用心が足りないこと。警戒を怠ること。また、そのさま。「戸締まりの—な家」 2 物騒なこと。また、そのさま。「夜道の一人歩きは—だ」
む‐よう【無用】
[名・形動] 1 役に立たないこと。使い道のないこと。また、そのさま。無益。「—な(の)臓器はない」⇔有用。 2 いらないこと。また、そのさま。不要。「ここでは遠慮は—です」「心配御—」「問答—...
むよう‐の‐ちょうぶつ【無用の長物】
あっても役に立つどころか、かえってじゃまになるもの。「かつての最新工場も今では—となった」
むよう‐の‐ひと【無用の人】
働こうにも仕事がなく、世間からは役に立たないとして無視されている人。
むよう‐の‐よう【無用の用】
《「荘子」人間世から》一見無用とされているものが、実は大切な役割を果たしていること。不用の用。「—をなす」