やき‐われ【焼(き)割れ】
焼き入れしたときに、体積膨張の不均一によって生じるひび割れ。
焼(や)きを入(い)・れる
1 刀の刃を焼き、水で冷やして堅く鍛える。 2 ゆるんだ気持ちを引き締めさせる。また、制裁や拷問を加える。「後輩に—・れる」
やぎしり‐とう【焼尻島】
北海道北西部の日本海にある島。西に並ぶ天売(てうり)島とともに留萌(るもい)振興局苫前郡羽幌(はぼろ)町に属す。海食崖が発達。面積5.3平方キロメートル。
や・く【焼く】
[動カ五(四)] 1 火をつけて燃やす。また、燃やしてなくす。焼失する。「枯れ草を—・く」「失火で家を—・く」 2 火に当てて熱を通し、食べられるようにする。「魚を—・く」 3 火で熱して製品...
やけ【焼け】
1 焼けること。焼けたもの。「丸—」「日—」 2 日の出前と日没後に、空が赤く見えること。「朝—」「夕—」 3 硫化鉱物、特に黄鉄鉱に富む鉱床の露出部分。黄鉄鉱が褐鉄鉱になって褐色または暗褐色を...
やけ‐あと【焼け跡】
1 焼けた跡。火事で焼けた跡。 2 (「焼け痕」とも書く)やけどのあと。
やけあとのイエス【焼跡のイエス】
石川淳の短編小説。昭和21年(1946)、雑誌「新潮」10月号に発表。終戦後の上野の闇市を背景に、浮浪児を救世主イエス‐キリストに見立てた作品。
やけ‐あな【焼け穴】
布などの一部分が焼けてできた穴。「タバコでズボンに—をこしらえる」
やけ‐いし【焼け石】
火で焼けて、熱くなった石。
やけいし‐だけ【焼石岳】
岩手県西南部、秋田県境近くにある山。奥羽山脈の南端に近く、焼石連峰の主峰。標高1548メートル。山腹に沼地・湿地があり、湿性植物が豊富。ブナの原生林も見られる。栗駒国定公園の一部。