こうらい‐やき【高麗焼】
朝鮮で作られた陶磁器の総称。朝鮮を俗に高麗と称したところからの名。→高麗茶碗
こうらくえん‐やき【後楽園焼】
1 水戸徳川家の御庭焼き。宝暦年間(1751〜1764)に後楽園で創始。初めは楽焼き、のち交趾(こうち)写しを焼いた。 2 岡山藩の御庭焼き。正徳年間(1711〜1716)に後楽園
で創始。俗...
こそべ‐やき【古曽部焼】
摂津国古曽部(大阪府高槻市)で産した陶器。遠州七窯(なながま)の一つで、開窯は桃山末期から江戸初期。「古曽部」の印を用い、三島手・絵唐津などの写しのほか特色ある赤絵を作った。
ことう‐やき【湖東焼】
琵琶湖東岸の滋賀県彦根市付近で焼成された陶磁器。井伊家の藩窯となったが、文久2年(1862)廃窯。広義には明治28年(1895)まで同地方で焼かれたものも含む。
ことり‐やき【小鳥焼(き)】
スズメなどの小鳥を背開きにし、たれをつけて焼いたもの。すずめ焼き。
こま‐やき【駒焼】
相馬焼(そうまやき)の別称。
こん‐しょう【混焼】
火力発電やエンジンなどで、複数の燃料となる物質を混ぜて燃焼すること。→専焼
こんじょう‐やき【根性焼(き)】
火のついたタバコを皮膚に押し当てて、やけどの跡を付けること。また、その跡。熱さに耐える根性を見せつけるためと、いじめなどで強制的にやらされる場合が多い。
コーチ‐やき【交趾焼】
明代後期に中国南部で作られた三彩陶器。純粋の三彩と、文様を粘土の細い線で縁どり、その内外に釉(うわぐすり)を充塡(じゅうてん)したものとがある。茶人の間で特にその香合が珍重された。交趾から舶載さ...
ごはん‐やき【御判焼】
薩摩焼で、藩主島津義弘および家久がすぐれた作に自ら刻印を押したもの。御判手(ごはんて)。