か‐ろ【火炉】
1 火を入れて暖を取るもの。火鉢・こたつ・いろりなど。「銀燭の華光燦爛(さんらん)たる一室に、—を擁(よう)して端坐せるは」〈木下尚江・火の柱〉 2 香炉(こうろ)。 3 ボイラーの燃料を燃やす所。
さい‐こう【彩光】
美しい色の光。「燦爛(さんらん)たる—」〈漱石・草枕〉
さん【燦】
[人名用漢字] [音]サン(呉)(漢) 鮮やかに輝くさま。「燦燦・燦然・燦爛(さんらん)」
ちょうしん‐るこつ【彫心鏤骨】
心に彫りきざみ骨にちりばめること。非常に苦心して詩文などを練り上げること。ちょうしんろうこつ。「—の技巧実に燦爛(さんらん)の美を恣(ほしいまま)にす」〈上田敏訳・海潮音〉
とう‐か【灯花】
灯心の先にできる燃えかすのかたまり。丁字頭(ちょうじがしら)。また、灯火そのもののこと。あかり。「電車は—燦爛として」〈木下尚江・火の柱〉
らん【爛】
[音]ラン(呉)(漢) [訓]ただれる 1 ただれる。くさる。やわらかくなってくずれる。「爛熟/糜爛(びらん)・腐爛」 2 あふれんばかりに光り輝く。あざやか。「爛然・爛漫・爛爛/絢爛(けんらん...