とう‐しょく【灯燭】
ともしび。灯火。とうそく。
ともしび
斎藤茂吉の第6歌集。昭和25年(1950)刊。3年間の渡欧留学を終え帰国し、全焼した養父の病院の復興や歌誌「アララギ」発行への尽力など、多忙を極めた時期の作品。
ともし‐び【灯火/灯/燭】
1 ともした火。あかり。とうか。ともし。「—がともる」「風前の—」「心の—」 2 平安時代、大学寮の学生に、勉学のための灯油代として与えた奨学金。 [補説]書名別項。→ともしび
はだか‐ろうそく【裸蝋燭】
覆いがなく、炎がむき出しの蝋燭。
はな‐ろうそく【花蝋燭】
花模様を描いて彩色したろうそく。絵ろうそく。
ひゃくめ‐ろうそく【百目蝋燭】
1本で100匁(もんめ)(約375グラム)ほどもある大きな蝋燭。
ひょう‐そく【秉燭】
灯火器具の一。油皿の中央に置いた灯心に火をつけるもの。
ひん‐そく【秉燭】
「へいしょく(秉燭)」に同じ。
へい‐しょく【秉燭】
《燭を秉(と)るの意》 1 手に灯火を持つこと。 2 火ともしごろ。夕がた。ひんそく。「—に及んで、祇園(ぎをん)の社へ入れ奉る」〈平家・一〉
まつやに‐ろうそく【松脂蝋燭】
昔、笹(ささ)の葉に松脂を包んで棒状にし、蝋燭の代わりにしたもの。