かた‐びん【片鬢】
頭の左右いずれか一方の、わきの頭髪。
かたびん‐ぞり【片鬢剃り】
中世・近世の刑罰の一。罪人の片鬢をそり落としたもの。
かたふた‐ばしら【片蓋柱】
壁面から本来の形の約半分だけを突出させて取り付けた装飾的な柱。
かた‐ぶり【偏降り/片降り】
雨降りばかりが続くこと。⇔偏照(かたで)り。
かた‐へん【片偏】
漢字の偏の一。「版」「牒」などの「片」の称。
かた‐へんど【片辺土】
片田舎。「幼き者相具して、—へ忍びて侍りつるに」〈古活字本平治・下〉
かた‐ほ【偏/片秀】
[形動ナリ] 1 完全に整っていないさま。未熟。不十分。⇔真秀(まほ)。「御心ばへ、人柄どもさへ、いささか—にて」〈大鏡・道長上〉 2 容貌(ようぼう)が醜いさま。不器量。「—にものし給はむ人の...
かた‐ほ【片帆】
1 片方の帆。 2 横風を受けて帆走するとき、風をはらませるために、帆を一方に傾けて張ること。→真帆(まほ)
かた‐ほう【片方】
1 対になっているものの一つ。かたっぽ。かたっぽう。片一方。「手袋を—なくした」 2 片側。「壁の絵が—に傾いている」 3 対立する二つの立場の一方。「—だけの意見を聞くわけにはいかない」 [用...
かたほうこう‐つうしん【片方向通信】
送信側と受信側が固定され、片方向のみ伝達が可能な通信方式。ワンウエーコミュニケーション。単方向通信。単向通信。シンプレックス。→双方向通信