と‐りょう【塗料】
物の表面に塗って皮膜を作り、保護また着色・装飾するための流動性の物質の総称。漆・ペンキ・ワニスなど。
トルーマンオッペンハイマーボルコフ‐げんかい【トルーマンオッペンハイマーボルコフ限界】
中性子の縮退圧によって自身の重力を支えることができる質量の上限。中性子星の場合、太陽質量の1.5倍から3倍程度と見積もられている。質量がこの上限を超えるとブラックホールになると考えられている。1...
トレファイド‐ペレット【torrefied pellet】
トレファクション(半炭化)処理をした木質ペレット。低酸素下で熱処理をすることにより、有機物が炭素に分解し、炭素に富んだ物質となり、処理前のペレットよりも発熱量が向上する。半炭化ペレット。ブラック...
トレファクション【torrefaction】
1 「焙煎(ばいせん)」に同じ。 2 木質バイオマスなどを低酸素下で熱処理し、完全には炭化させずに炭素に富んだ物質にすること。通常の炭化よりも低い温度帯のセ氏200度から300度の高温で加熱し、...
トレーサー【tracer】
ある物質の移動や変化を追跡するために、目印として添加される物質。フルオレセインなどの色素や、放射性同位体などが用いられる。追跡子。
トロンボプラスチン【thromboplastin】
血液凝固に関与する物質。プロトロンビンをトロンビンに変える作用をもつ。トロンボキナーゼ。→プロトロンビン →トロンビン
どういたい‐ぶんべつこうか【同位体分別効果】
物理学的・化学的・生物学的な過程において、物質や化合物に含まれる元素の同位体比に差が生じること。水が蒸発するときの水素と酸素、貝類の石灰質の殻に取り込まれる炭素と酸素などにみられる。
どういつ‐てつがく【同一哲学】
精神と物質、主観と客観などを二つの独立した実体とはみなさず、絶対的同一者の現象形態と考える立場。スピノザ・シェリングらが代表者。同一説。
どう‐か【同化】
[名](スル) 1 異なる性質・態度・思想などが、感化されて同じになること。また、感化して同じにさせること。「現地の風習に—する」「他民族を—する」 2 知識などを取り込んで、完全に自分のものに...
どう‐けい【同形】
1 形が同じであること。同じ形。「—異種」 2 類似する化学組成をもつ物質が同じ結晶構造と結晶形を示すこと。方解石CaCO3と菱苦土石MgCO3とが、方解石型の結晶構造をとり三方晶系を示すなど。...