にげん‐ろん【二元論】
1 異なった二つの原理で、あらゆるものを説明しようとする考え方。 2 哲学で、世界を相対立する二つの原理によって説明しようとする立場。精神と物質との二実体を認めたデカルトの物心二元論など。→一元...
にご・る【濁る】
[動ラ五(四)] 1 液体・気体などに他の物質がまじりこんで透明でなくなる。「水が—・る」「煙で空気が—・る」⇔澄む。 2 色・音声などが鮮明でなくなる。「—・った声」⇔澄む。 3 精神などが健...
にじ‐エックスせん【二次X線】
物質にX線を照射した際、その物質から放射されるX線。散乱X線と蛍光X線の2種類がある。はじめに照射したX線は一次X線という。
にじ‐おせん【二次汚染】
1 人の活動によって排出された物質が、大気や水・土壌中で化学変化を起こして別の物質になり、環境を汚染すること。オキシダントなどの例がある。 2 汚染源に接触した人や物品を介して、ほかに汚染が広が...
ニトロサミン【nitrosamine/nitrosoamine】
亜硝酸と第2アミンとの反応により生成するN-NOの原子団をもつ物質の総称。発癌(はつがん)性をもつ。食品添加物中の亜硝酸塩と食品中のアミンにより体内でも生成する。ニトロソアミン。
ニトロソアミド【nitrosamide/nitrosoamide】
ニトロソ基(-NO)をもつアミド。食品より検出される発癌(はつがん)物質で、胃や食道の発癌に関係する。
ニトロソメタンフェタミン【nitrosomethamphetamine】
覚醒(かくせい)剤ヒロポンの成分であるメタンフェタミンが、亜硝酸ソーダと反応して生ずる発癌(はつがん)物質。
ニトロたかんほうこうぞく‐たんかすいそ【ニトロ多環芳香族炭化水素】
多環芳香族炭化水素(PAH)が大気や有機物中の窒素と結合してニトロ化した物質の総称。化石燃料などの燃焼によって副生成する。大気汚染の原因である浮遊粒子状物質(SPM)になるほか、発癌(はつがん)...
ニトロピレン【nitropyrene】
突然変異を起こす作用が強い発癌(はつがん)物質。ジェット燃料を燃やしたとき生ずる。
にほん‐かんきょうかんりきじゅん【日本環境管理基準】
在日米軍が作成する環境基準。部隊や施設が人の健康と自然環境を保護することを保証するためのもので、施設・区域内での環境汚染物質の取り扱いや管理方法などを定めている。JEGS(Japan Envir...