パイロジェン‐フリー【pyrogen free】
医薬品や医療用具などに、体内で外因性発熱物質(パイロジェン)としてはたらく物質が含まれていないこと。通常、発熱物質は細菌に由来する内毒素(エンドトキシン)を指し、医療分野で使われる製品はパイロジ...
パッチ‐テスト【patch test】
接触皮膚炎や薬疹の原因物質を確かめるため、疑いのある物質を背中や腕に貼布(てんぷ)して反応を調べる方法。貼布試験。→プリックテスト
パップ【pap】
《パン粥(がゆ)の意》コアラが育児中に体内でつくる物質。ユーカリの葉を盲腸で半分消化したもので、母乳期間を終えた子どもに食べさせる。これにより、ユーカリの葉を消化するためのバクテリアなどを親から...
パラホルモン【parahormone】
二酸化炭素のように、すべての組織によって普遍的に生産され、調節作用をもつ物質。
パルス‐パワー【pulse power】
蓄積したエネルギーを瞬間的に放出すること。また、そのエネルギー。特に、瞬間的に発生させた極めて高いパルス電力をさし、エネルギーの強度に応じて、物質加工、医療、核融合など、幅広い分野に応用される。
ひ【肥】
[音]ヒ(漢) [訓]こえる こえ こやす こやし [学習漢字]5年 〈ヒ〉 1 からだに脂肪がついて太る。「肥厚・肥大・肥満」 2 土地に作物を育てる養分が多い。「肥土・肥沃(ひよく)」 3...
ひかり‐かんげん【光還元】
光化学反応によって物質が還元される現象。緑色植物の光合成の一過程で、二酸化炭素の光還元が行われる。⇔光酸化。
ひかり‐さんか【光酸化】
光化学反応によって物質が酸化する現象。油脂含有食品などの品質低下の原因となる。また、酸化チタンの強い酸化力を生かし、防菌などに利用される。⇔光還元。
ひかり‐しょくばい【光触媒】
太陽や蛍光灯などの光が当たることで触媒として働く物質。酸化チタンなど。光が当たると水や酸素と反応して活性酸素や水酸ラジカルが生成される。これらの物質は酸化力が強く、有害物質を二酸化炭素や水に分解...
ひかり‐ぞうかん【光増感】
生体にエオシン・スルファニルアミドなどの光を吸収する物質が取り込まれると、通常では障害を現さない強さの光でも炎症などが起こること。