過(あやま)ちて改(あらた)めざる是(これ)を過(あやま)ちという
《「論語」衛霊公から》過ちはだれでも犯すが、本当の過ちは、過ちと知っていながら悔い改めないことである。
あやま・つ【過つ/誤つ】
[動タ五(四)] 1 やりそこなう。しくじる。「ねらいを—・たず射る」 2 (「あやまって」の形で)うっかりしてよくないことをしでかす。過失を犯す。「—・って相手にけがを負わせた」 3 悪事を働...
あや・める【危める】
[動マ下一][文]あや・む[マ下二] 1 危害を加える。「脅すだけで—・める気はなかった」 2 (「殺める」とも書く)殺す。「我が子を—・める大罪を犯す」
あんけん‐さつ【暗剣殺】
九星(きゅうせい)の方位の中で、最も凶とされる方位。これを犯すと剣難にあって、主人は使用人に、親は子に殺されることがあるという。
い‐はん【違犯】
[名](スル)法を守らないで罪を犯すこと。いぼん。
おかし【犯し】
罪を犯すこと。また、罪。罪科。「前(さき)の世の報いか、この世の—か」〈源・明石〉
おか・す【侵す】
[動サ五(四)]《「犯す」と同語源》 1 他者の権利・権限などを損なう行為をする。侵害する。「所有権を—・す」「思想の自由を—・してはならない」 2 他国の土地に不法に入り込む。侵入する。侵略す...
おか・す【冒す】
[動サ五(四)]《「犯す」と同語源》 1 危険や困難を覚悟のうえで、あえてする。「風波を—・して出港する」 2 聖域・尊厳などを汚し傷つける。「神聖にして—・すべからず」 3 他家の姓を名のる。...
おこた・る【怠る】
[動ラ五(四)] 1 すべきことをしないでおく。なまける。また、気をゆるめる。油断する。「学業を—・る」「注意を—・る」 2 病気がよくなる。快方に向かう。「発作が、夏が来ると共に、漸く—・り出...
客星(かくせい)御座(ござ)を犯(おか)・す
《「後漢書」逸民伝から。「御座」は、天子の位》身分の低い者が、天子の位をねらうこと。客星帝座を犯す。