アトロピン【atropine】
アルカロイドの一。チョウセンアサガオ・ハシリドコロ・ヒヨス・ベラドンナなどの根や葉に含まれる。劇薬。副交感神経の興奮を抑制する作用があり、軽症では口が渇き、脈拍が速くなる。重症では顔が赤くなり、...
跡(あと)を濁(にご)・す
立ち去ったあとに醜い状態を残す。「立つ鳥—・さず」
アドレス‐ホッパー【address hopper】
一定の住居をもたず、宿泊施設など複数の場所を移動しながら生活する人。 [補説]意思に反して住居を失い、やむなく移動生活をしている状態には言わない。
あなあき‐ぐも【穴空き雲】
薄く層状に広がる巻積雲や高積雲に、円形の隙間が空いた状態。層状の雲を成す過冷却の状態にある雲粒の一部が何らかの原因により凍結し、成長した氷晶が落下することによって空隙が生じる。穴が空いた部分に尾...
あなごん【阿那含】
《(梵)anāgāminの音写。不還・不来と訳す》仏語。声聞(しょうもん)の四向四果(しこうしか)の第三位。欲界の迷いを断じ終わって、再び欲界に戻ることがなくなった状態。
アナフィラキシー【anaphylaxis】
《防御の消失した状態の意》アレルギーのうちで、特に症状の激しいもの。薬物ショックなど。
アナーキー【anarchy】
[名・形動]無政府・無秩序な状態であること。また、そのさま。無統治状態。「—な考え方」
アネルギー【anergy】
抗原が与えられても抗原抗体反応が起こらない状態。アレルギーに対する語。
アノミー【(フランス)anomie】
1 社会的規範が失われ、社会が乱れて無統制になった状態。ある社会の解体期に発生する。社会学者デュルケームが用い始めた語。 2 高度に技術化・都市化した社会で、親密感が欠けることによって起こる疎外感。
アパテイア【(ギリシャ)apatheia】
《パトスのない、の意》人間が情念や欲情に支配されないで超然として生きる状態。ストア学派は、この境地を生活の理想とし、哲学的訓練の目標とした。アパシー。→パトス