かけ‐ひき【駆(け)引き/懸(け)引き】
[名](スル)《戦場で、進むことを「かけ」、退くことを「ひき」というところから》 1 商売や交渉・会議などで、相手の出方や状況に応じて自分に有利になるように処置すること。「—がうまい」 2 戦場...
かざみ‐どり【風見鶏】
1 鶏(にわとり)をかたどった風向計。西洋で、寺院の塔の上などに取りつけてある。 2 定見をもたず、周囲の状況を眺めて、都合のよい側にばかりつく人のこと。
かざ‐むき【風向き】
1 風の吹いてくる方向。 2 物事の成り行き。また、おかれた立場や状況。「交渉の—がよくない」 3 人の気分や機嫌。「親父の—が変わらないうちに謝る」
かざんかんしけいほう‐センター【火山監視・警報センター】
活火山の活動を監視する気象庁の部署。東京の本庁および札幌・仙台・福岡の各管区気象台に設置。火山活動の状況に応じて噴火警報を発表する。常時観測火山については、火山近傍に設置した観測機器等により24...
かざんふんかよち‐れんらくかい【火山噴火予知連絡会】
各火山活動の状況の情報を交換し、判断や予知計画について検討する連絡会議。定期に、また緊急のときは臨時に開いて見解を発表する。気象庁長官の私的諮問機関で、昭和49年(1974)発足。
かし‐か【可視化】
[名](スル) 1 人の目には見えない事物や現象を、映像やグラフ・表などにして分かりやすくすること。見える化。ビジュアライゼーション。ビジュアリゼーション。「エネルギーの損失を—する」 2 警察...
かしだし‐きんり【貸(し)出(し)金利】
銀行などの金融機関が、企業や個人に資金を貸し出すときの利息。 [補説]企業の業績や個人の資産状況によって利率は異なる。通常、年率で計算する。
かしょく‐きかん【可食期間】
食品を食べても身体的に問題が生じないという期間。食品を一定期間保管し、栄養成分や細菌の数を調べ、味・においなどによる官能検査を行い、品質劣化の状況をみて算出する。→消費期限 →賞味期限
火事場(かじば)の馬鹿力(ばかぢから)
《火事のときに、自分にはあると思えない大きな力を出して重い物を持ち出したりすることから》切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すことのたとえ。
かじば‐みまわり【火事場見廻】
江戸幕府の職名。享保7年(1722)設置。若年寄の支配下で、江戸市中に火事があったとき、消火の指揮に当たるほか、被害状況などの視察・報告を行った。