あい‐びょう【愛猫】
1 かわいがって大切にしている猫。 2 猫をかわいがること。「—家」
あおねこ【青猫】
萩原朔太郎の詩集。大正12年(1923)刊。人生の不安定さ、無為と倦怠(けんたい)の情をうたっている。
あお‐はんみょう【青斑猫】
ツチハンミョウ科の昆虫のミドリゲンセイのこと。→芫青(げんせい)
あかいねこ【赤い猫】
仁木悦子の短編推理小説。車椅子の老女が探偵として活躍する。昭和55年(1980)「小説現代」誌に掲載。昭和56年(1981)、第34回日本推理作家協会賞(短編賞)受賞。
あきのねこ【秋の猫】
藤堂志津子の短編小説集。平成14年(2002)刊。表題作のほか、「ドルフィン・ハウス」「幸運の犬」など、動物と人との関わりを主題とする作品全5作を収める。平成15年(2003)、第16回柴田錬三...
あついトタンやねのうえのねこ【熱いトタン屋根の上の猫】
《原題Cat on a Hot Tin Roof》テネシー=ウィリアムズの戯曲。3幕。南部の大農園を舞台に、相続問題を巡る家族の愛憎劇を描く。1955年、ブロードウエー初演。ピュリッツァー賞受賞...
いえ‐ねこ【家猫】
家庭などで飼われている猫。飼い猫。
いりおもて‐やまねこ【西表山猫】
ネコ科の哺乳類。原始的なヤマネコで、体長50〜60センチ。耳が丸く、体色は灰褐色で、暗褐色の斑点がある。森林にすみ、鳥・トカゲなどのほか、巧みに潜水して魚などを捕食。西表島にだけ生息し、昭和40...
うみ‐ねこ【海猫】
カモメ科の海鳥。全長48センチくらい。くちばしの先端が赤くて、体はカモメに似て白色で、背に黒いまだら模様がある。鳴き声が猫に似ている。青森県八戸(はちのへ)海岸の蕪島(かぶしま)、島根県経島(ふ...
おお‐やまねこ【大山猫】
ネコ科の哺乳類。体長1メートルに達する。尾は短いが四肢は長く、長距離の歩行に耐え、毛深く寒さに強い。耳の先端に黒い長毛がある。ヨーロッパ・アジア北部・北アメリカに分布。リンクス。