ぎょく‐せん【玉泉】
1 清らかな泉。 2 《天台大師智顗(ちぎ)が中国湖北省当陽県玉泉山の玉泉寺に住したところから》天台宗のこと。
ぎょくせん‐じ【玉泉寺】
静岡県下田市柿崎にある曹洞宗の寺。山号は瑞竜山。天正年間(1573〜1592)俊栄の開山。幕末、ハリスの着任後はアメリカ領事館となった。
ぎょくせんじょう【玉泉帖】
平安時代、小野道風が白楽天の詩を楷・行・草3書を混用して書写したもの。名は巻首の詩句「玉泉南澗花奇恠」から。
ぎょくせん‐どう【玉泉洞】
沖縄県、沖縄島南東部にある鍾乳洞。南城市玉城(たまぐすく)の雄樋(ゆうひ)川下流に位置する。30万年前に形成されたとされ、主洞と枝洞とを合わせた総延長は約5000メートル。昭和42年(1967)...