よろいのおとこ【鎧の男】
《原題、(オランダ)Man in wapenuitrusting》レンブラントの絵画。カンバスに油彩。重厚な鎧に身を包み、剣と盾を手にした男が描かれる。アレクサンダー大王を描いたという説がある。...
よろぼし【弱法師】
謡曲。四番目物。観世元雅作。大坂の天王寺で高安通俊が、諦観に身を置く弱法師という盲目の乞食(こじき)に会い、それがわが子の俊徳丸と知る。よろぼうし。 日本画家、下村観山の代表作。絹本金地着色...
ヨーク‐け【ヨーク家】
《York》中世、英国の王家。エドワード3世の第5子エドマンドが、1385年ヨーク公に任じられて始まる。ランカスター家と対立して薔薇(ばら)戦争を起こした。1461年にエドワード4世が即位して王...
らいおう‐の‐テラス【癩王のテラス】
《Leper King Terrace》カンボジア北部、アンコールにある遺跡。アンコールトムの王宮の北東に位置する。12世紀末、クメール王朝のジャヤバルマン7世により建造。名称は癩(らい)病に...
ライオン【lion】
1 ネコ科の哺乳類。体長約2.5メートル、尾長1メートル。ふつう全体に黄褐色で、尾の先に暗褐色の房毛をもち、雄にはたてがみがある。アフリカのサバンナに十数頭の群れですみ、共同でシマウマ・レイヨウ...
らい‐かん【礼冠】
礼服(らいふく)に用いた冠。周縁に金銅透かし彫りの金具を配し、その上に金・銀・珠玉を飾ったもの。皇太子・親王・諸王、五位以上の諸臣が着用した。礼服冠。玉冠(ぎょっかん)。れいかん。
らい‐じょ【来序】
1 能・狂言の囃子事(はやしごと)の一。帝王・神体・天狗(てんぐ)など、神聖荘重な役の登場・退場に用いる。大鼓(おおつづみ)・小鼓・太鼓に笛をあしらう。 2 (「雷序」とも書く)歌舞伎下座音楽の...
ライプール【Raipur】
インド中東部、チャッティスガール州の都市。同州の州都。ムンバイとコルカタを結ぶ、交通の要地。かつて、チャッティスガール藩王国時代に都が置かれた。近郊のシルプルに5世紀から8世紀頃にかけての仏教、...
らえつ【羅越】
唐代の史書にみえる南海の国名。現在のマラッカ海峡の北岸、シンガポール付近に当たるとされる。平城天皇の第2皇子高岳(たかおか)親王(真如)が唐を経てインドへ赴く途中、ここで没した。
ラオス【Laos】
インドシナ半島の中東部にある国。正称、ラオス人民民主共和国。首都ビエンチャン。大部分が山岳・高原で、西をメコン川が流れる。チーク材・錫(すず)などを産出。14世紀に統一王国が成立したが、のち三王...