マラテ‐きょうかい【マラテ教会】
《Malate Church》フィリピンの首都マニラ中心部のマラテ地区にあるローマカトリックの教会。16世紀後半に創設。イントラムロス以外ではマニラで最も古い教会の一として知られる。19世紀末の...
マラー‐ストラナ【Malá Strana】
チェコの首都プラハ中心部、ブルタバ川西岸の地区名。プラハ城の南側に広がり、小地区とも訳される。17世紀から18世紀にかけて貴族たちが多くの宮殿を建て、その多くが現在も政府の官庁や各国の大使館とし...
マリボル‐じょう【マリボル城】
《Mariborski grad》スロベニア北東部の都市マリボル旧市街中心部にある城。15世紀後半、神聖ローマ皇帝フリードリヒ3世により建造。以降、増改築が繰り返され、バロック様式の礼拝堂、ロコ...
マリボル‐だいせいどう【マリボル大聖堂】
《Stolna župnija Maribor》スロベニア北東部の都市マリボルにある大聖堂。12世紀にロマネスク様式で建造。14世紀から15世紀に改築されて、現在見られるゴシック様式の大聖堂にな...
マルア【Maroua】
カメルーン北部の都市。極北州の州都。サハラ砂漠南縁のサヘル地帯に位置する。綿花の集散地。かつてはメッカ巡礼の中継地として知られ、現在もイスラム教徒が多く居住する。ワザ国立公園への観光拠点。マルワ。
マルキリガラ【Mulkirigala】
スリランカ南部の町タンガッラの北郊にある村。石窟寺院があることで有名。3世紀頃の創建とされ、18世紀、キャンディ王国の時代に現在の姿になった。岩山を刳(く)りぬいた石窟には涅槃(ねはん)像や仏教...
マルギット‐とう【マルギット島】
《Margit-sziget》ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川の中にある島。長さ2.5キロメートル、幅500メートル。古代ローマ時代より「うさぎの島」と呼ばれ、現在のブダ地区との間に橋...
マルギラン【Margilan】
ウズベキスタン東部、フェルガナ州の都市。フェルガナ盆地南東部に位置する。8世紀頃からシルクロードの主要な隊商宿が置かれた。旧ソ連時代に絹織物業が発達し、現在も同国最大の産地として知られる。
マルコフ‐かてい【マルコフ過程】
次に起こる事象の確率が、現在の状態のみによって決まり、過去の振る舞いに一切依存しない確率過程。ランダムウオークなどの物理現象の時間発展に見られる。ロシアの数学者A=マルコフが考案。
マルコフ‐れんさ【マルコフ連鎖】
取りうる状態が離散的または有限であるマルコフ過程。時間的に状態が変化する系では、未来の状態が現在の状態によってのみ決まり、過去の状態によらない。