あまっ‐た・れる【甘ったれる】
[動ラ下一]かわいがってもらおうとして、ひどく甘える。また、自立心がなく、他人に頼る。「甘える」のよくない面を強調した言い方。「—・れた声」「—・れた気持ち」
あまっ‐ちょろ・い【甘っちょろい】
[形]性格や考え方などがいいかげんである。安易だ。あまちょろい。「—・い考え方」 [派生]あまっちょろさ[名]
あま‐づけ【甘漬(け)/味漬(け)】
1 塩を少なめにして漬けた漬物。 2 浅漬け。
あま‐とう【甘党】
酒よりも、甘い菓子類を好む人。⇔辛党(からとう)。
あま‐どころ【甘野老】
キジカクシ科の多年草。山野に生え、高さ40〜70センチ。茎を斜めに出し、長楕円形の葉を互生する。初夏、緑白色で筒形の花を下向きにつける。根茎はトコロに似て甘みがある。萎蕤(いずい)。鳴子蘭(なる...
あま‐な【甘菜】
ユリ科の多年草。日当たりのよい原野に生える。卵形の鱗茎(りんけい)から広線形の葉が2枚出る。春、約20センチの茎の先に白い花を1個開く。鱗茎を食用とする。むぎぐわい。まつばゆり。
あま‐な・う【和ふ/甘なふ】
[動ハ四] 1 同意する。承知する。「しかれども、玖賀媛(くがひめ)—・はず」〈仁徳紀〉 2 甘んじて受け入れる。与えられたものに満足する。「清貧を—・ひて」〈読・雨月・菊花の約〉 3 人の心に...
あま‐なっとう【甘納豆】
アズキ・ササゲ・インゲンマメなどの豆を糖蜜で煮詰め、砂糖をまぶした菓子。
あま‐なつ【甘夏】
大分県で改良された、ナツダイダイの変種。酸味が少なく甘い。甘夏柑(あまなつかん)。
あま‐に【甘煮】
甘く煮ること。また、甘く煮た物。