いせわん‐たいふう【伊勢湾台風】
昭和34年(1959)9月26日、和歌山県潮岬(しおのみさき)付近に上陸、名古屋西方・富山湾を通り三陸沖へ抜けた台風。死者・行方不明者5101名という大被害をもたらし、特に伊勢湾沿岸の高潮による...
エルツー‐つなみ【L2津波】
《L2は「レベル2」の意》東日本大震災による津波被害を受けて内閣府中央防災会議の専門調査委員会が示した津波のレベルの一つ。発生頻度は極めて低いが、甚大な被害をもたらす最大クラスの津波。→L1津波
エルニーニョ‐げんしょう【エルニーニョ現象】
《El Niño events》赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、海水温が平年より高くなる現象。発生海域のみならず、世界的な異常気象の原因となる。逆に海水温が下がるラニーニャ...
およぼ・す【及ぼす】
[動サ五(四)]及んだ状態にする。ある作用・影響などが達するようにする。「感化を—・す」「甚大な被害を—・す」 [可能]およぼせる
かいりょう‐ふじたスケール【改良藤田スケール】
竜巻による被害の規模を表す藤田スケールの改良版。1971年にシカゴ大学の藤田哲也が提唱した藤田スケールに代わり、米国国立気象局が2007年より新たな尺度として採用。詳細な被害調査に基づき、風速と...
キラー‐パルス【killer pulse】
周期が約1秒程度の揺れを引き起こす地震波。名称は、木造住宅などの低層の建築物や高速道路に甚大な被害を与えることに由来する。
げいよ‐じしん【芸予地震】
瀬戸内海の安芸灘(あきなだ)を震源地とする地震。 1 明治38年(1905)6月2日に発生したマグニチュード7¼の地震。瀬戸内海を挟んだ広島県南部と愛媛県北部で被害が大きく、建造物倒壊のほか鉄道...
げんし‐や【原子野】
原子爆弾の投下によって焦土と化した土地の様子を表す語。特に、第二次大戦時に甚大な被害を受けた広島や長崎の惨状を表す言葉として用いられる。
げんしりょく‐さいがい【原子力災害】
原子力施設などの事故で引き起こされる災害。放射性物質が放出されるなど、周囲に甚大な影響を及ぼす。
こうてい‐えき【口蹄疫】
ウイルス性伝染病の一つ。豚・牛・水牛・羊・山羊・鹿・猪・ラクダ・トナカイなど偶蹄類の動物およびハリネズミ・ゾウなどが感染し、口腔の粘膜やひづめの間の皮膚などに水疱を生じる。国際獣疫事務局(OIE...