ばいりつ‐いろしゅうさ【倍率色収差】
レンズなどの光学系の収差の一。色によってレンズを通るときの屈折率が異なり、結ばれる像の大きさに差が出るために生じる色収差。
バインマシューズ‐かせつ【バインマシューズ仮説】
大洋底の中央海嶺に平行する縞状の磁気異常は、数万年ごとに起こる地磁気の反転と海洋底拡大説を組み合わせることで説明できるという仮説。1963年、英国のバインとマシューズが提唱。マントル対流によって...
ばく‐しゅく【爆縮】
爆弾の起爆用火薬などで生じる燃焼現象。全方向から均一に燃焼圧力をかけることによって生じる内部圧力の高圧化・上昇発火現象で、利用には高度な燃焼制御技術を要する。原爆の起爆方式の一技術。⇔爆発。
バック‐ドラフト【back draft】
逆気流現象。火災により室内の酸素が欠乏した状態で、ドアを開けたり、窓を割ったりすると、大量の酸素が一気に流れ込み、爆発的な炎を生じる現象。→フラッシュオーバー
バックリング【buckling】
軸の長手方向に荷重をかけたとき、荷重と直角方向に生じる変形。
バッファー‐オーバーフロー【buffer overflow】
コンピューターのアプリケーションソフトにおける代表的なセキュリティーホールの一。アプリケーションが確保したメモリー領域を大きく上回るデータが入力された際に生じる不具合。また、この不具合を悪用して...
バビンスキー‐はんしゃ【バビンスキー反射】
足の裏の外側を強くこすると、足の親指が甲の側に屈曲する脊髄反射の一。健常者には見られず、随意運動を支配する錐体路に障害があると生じる。また、新生児の原始反射として、生後3、4か月くらいまで見られ...
バフェット【buffet】
飛行機の機体に生じる振動の一。失速時の乱気流や、遷音速域の衝撃波が原因となる。
バブル‐げんしょう【バブル現象】
投機によって生じる実体経済と乖離(かいり)した相場・景気。→バブル経済
ばんき‐しょうがい【晩期障害】
放射線療法や化学療法、または外科手術などによる治療が終了してから、数か月あるいは数年経過した後に生じる健康上の問題。晩期合併症。