おなじ・い【同じい】
[形]《シク活用形容詞「おなじ」の口語化》 1 同じである。変わらない。等しい。「異種諸民族間の貿易の起源と—・かった」〈柳田・山の人生〉 2 (「おなじく」の形で副詞的に用いて)同様に。等しく...
おに‐ご【鬼子】
《「おにっこ」とも》 1 両親に似ない子。 2 歯が生えて生まれた子。 3 荒々しい子。「さあ、—と熊との棒捻ぢぢゃ」〈浄・浦島年代記〉
おの‐みちまろ【小野三千麿】
[1897〜1956]野球選手・新聞記者。神奈川の生まれ。慶大で剛球投手として活躍後、慶応OBからなる三田倶楽部(クラブ)に入り、大正11年(1922)米国メジャーリーグ選抜から初の白星を挙げた...
おばら‐くによし【小原国芳】
[1887〜1977]教育家。鹿児島の生まれ。玉川学園を創設。玉川大学総長。全人教育を唱え、新教育運動を推進。著「教育の根本的問題としての宗教」など。
オフィス‐カジュアル【office casual】
オフィスで着用されるカジュアルウエアのこと。メンズファッション業界のキャンペーンから生まれた。→カジュアルデー →ビジネスカジュアル
おもう‐こころ【思ふ心】
[連語] 1 愛する心。恋心。「家にして結ひてし紐を解き放(さ)けず—を誰か知らむも」〈万・三九五〇〉 2 このようにしたいという気持ち。「生まれし時より—ありし人にて」〈源・桐壺〉
おやごろし‐の‐パラドックス【親殺しのパラドックス】
タイムトラベルにまつわる逆説。タイムマシンを利用して過去の世界に行き、自分の父親となる人物を、母親と出会う前に殺してしまったらどうなるかを問うもの。父親を殺すと自分が生まれてこないため、タイムト...
おやなぎ‐しげた【小柳司気太】
[1870〜1940]漢学者。新潟の生まれ。道教・老荘思想の研究家。学習院・大東文化学院教授。著「東洋思想の研究」、服部宇之吉との共著「詳解漢和大字典」など。
おやゆびひめ【親指姫】
《原題、(デンマーク)Tommelise》アンデルセンの童話。チューリップの花から生まれた親指ほどの大きさの少女が、ヒキガエルやコガネムシの求婚から逃れて南の国にたどり着き、花の妖精の王子と結婚する。
おわさ・う【御座さふ】
[動ハ四]《「おわしあう」の音変化》 1 複数者の「ある」「居る」「行く」「来る」の尊敬語。(人々が)いらっしゃる。「この—・ふ人々に…聞かせたてまつらむ」〈大鏡・序〉 2 (補助動詞)(人々が...