あてなのないてがみ【あて名のない手紙】
児童文学作家、宮川ひろによるエッセー集。平成19年(2007)刊。戦争中の教師生活や自身の子育て、若い読者への想いなどを綴る。
アテロームけっせんせい‐こうそく【アテローム血栓性梗塞】
頭蓋内外の頸動脈など比較的太い動脈のアテローム硬化を原因とする脳梗塞。血管の中で粥状に固まったコレステロールが動脈の血栓や硬化を引き起こす。高血圧や糖尿病などの生活習慣病が危険因子とされる。失語...
アトス‐さん【アトス山】
《Athos》ギリシャ北部、ハルキディキ半島の最先端にある山。標高は2033メートルで、東方正教会の聖地。周辺地域には7世紀頃から修道士たちが住み始め、10世紀には修道士アタナシウスがメギスティ...
アドビ‐ジャパンワン【Adobe-Japan1】
米国アドビシステムズ社が、日本語用デスクトップパブリッシング(DTP)のために開発した符号化文字集合。実生活における漢字の使われ方に即して選定され、細かな字形の違いを反映した異体字も多く収録され...
アドルフ【(フランス)Adolphe】
コンスタンの中編小説。1806年から1810年にかけ、著者が亡命生活を送っていた帝政時代に執筆したもので、1816年刊行。フランスにおける心理小説の傑作。
アドレス‐ホッパー【address hopper】
一定の住居をもたず、宿泊施設など複数の場所を移動しながら生活する人。 [補説]意思に反して住居を失い、やむなく移動生活をしている状態には言わない。
アナール‐がくは【アナール学派】
《(フランス)École des Annales》現代フランスの歴史学の主流をなす学派。1929年、ブロックとフェーブルの二人が創刊した「社会経済史年報(Annales d'histoire é...
アニミスティック【animistic】
[形動]精霊崇拝的な。アニミズムを信奉するさま。「—な生活を送っていた民族」
アバン‐ゲール【(フランス)avant-guerre】
《戦前の意》 1 第一次大戦前の芸術思潮。自然主義・現実主義・印象主義などをさした。 2 戦前派。特に、第二次大戦前の思想・習慣・生活態度などを持ちつづけている人々。⇔アプレゲール。
アパテイア【(ギリシャ)apatheia】
《パトスのない、の意》人間が情念や欲情に支配されないで超然として生きる状態。ストア学派は、この境地を生活の理想とし、哲学的訓練の目標とした。アパシー。→パトス