りゅうか‐カドミウム【硫化カドミウム】
淡黄色ないし濃橙色の結晶性固体。天然には硫化カドミウム鉱として産する。水に不溶。黄色顔料カドミウムイエローとして用いられ、また光電導性があるため写真用露出計などに用いられる。化学式CdS
りゅうか‐てつ【硫化鉄】
鉄の硫化物。 1 硫化鉄(Ⅱ)。灰黒色または淡褐色の結晶。希酸に溶けて硫化水素を発生する。天然には磁硫鉄鉱として産する。化学式FeS 2 硫化鉄(Ⅲ)。黒色の粉末。天然には銅との複塩をなす黄銅鉱...
りゅうか‐どう【硫化銅】
銅の硫化物。 1 硫化銅(Ⅰ)。金属光沢のある暗灰色の結晶。天然には輝銅鉱として産する。化学式Cu2S 2 硫化銅(Ⅱ)。黒色の粉末または結晶。天然には藍銅鉱(らんどうこう)として産する。化学式CuS
りゅうきゅう‐がすり【琉球絣】
沖縄で産する絣織物、およびその特徴のある絣柄。流水・井桁(いげた)・つばめ柄などがあり、宮古島の紺絣、八重山の白絣などが知られる。
りゅうきゅう‐つむぎ【琉球紬】
沖縄産の紬。平織りで紺地に茶色の縞のものが多い。質は柔軟・堅牢(けんろう)。久米島で産する久米島紬が有名。
りょう【料】
1 ある事に支払う金銭。代金。「入場—」「原稿—」 2 ある事に使用するもの。材料。しろ。「御笏(おんしゃく)の—とした一位の木(=アララギ)を産するのでも名高い」〈藤村・夜明け前〉 3 目的。...
りょうくど‐せき【菱苦土石】
炭酸マグネシウムからなる炭酸塩鉱物。多く結晶は菱面体。三方晶系。無色・灰白色・黄色・褐色などでガラス光沢があり、ふつう塊状・粒状・繊維状などで産する。蛇紋岩や橄欖(かんらん)岩をはじめとするマグ...
りょくしょく‐しょくぶつ【緑色植物】
太陽光のエネルギーを用いて光合成を行い、でんぷんや糖を産する植物の総称。生態系における食物連鎖で、生産者にあたる。
りょくせん‐せき【緑閃石】
角閃石類の一。カルシウム・マグネシウム・鉄を含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。緑色、半透明でガラス光沢がある。単斜晶系。低い変成度の緑色片岩中に産する。陽起石。アクチノ閃石。
リンガ‐しょとう【リンガ諸島】
《Kepulauan Lingga》インドネシア西部、スマトラ島東岸沖に浮かぶ諸島。赤道直下に位置し、主島リンガ島をはじめ、シンケプ島、スバンカ島などからなる。第二次大戦中、周辺海域は日本海軍の...