たのみ‐おさめ【頼み納め】
江戸時代、質入れした田畑からの収穫全部を質取人が利得とし、質入人は高額の質金を得た代わりに年貢・諸役を負担すること。幕府はこれを禁止した。らいのう。
た‐ひばり【田雲雀】
セキレイ科の鳥。全長16センチくらい。羽色は褐色で、同じセキレイ科のビンズイに酷似。歩くとき尾を上下に振る。日本では冬鳥として渡来し草原や田畑でみられる。《季 秋》
た‐ぶみ【田文】
中世、一国の荘園・公領における田畑の面積や領有関係などを詳しく記した田籍簿。大田文・図帳など。田籍。
たん‐あたり【反当(た)り/段当(た)り】
田畑の広さ1反についてのこと。たんとう。「—の収穫」
たん‐しゅう【反収/段収】
田畑1反(約10アール)当たりの作物の収穫高。
たん‐ぶ【反歩/段歩】
田畑の面積を反を単位として数えるのに用いる語。「一〇—の田」→反(たん)
たん‐べつ【反別/段別】
1 田を1反ごとに分けること。1反を単位とすること。また、それに課税すること。 2 町・反・畝・歩の単位で表した田畑の面積。
たんべつ‐わり【反別割(り)】
旧制で、田畑の面積を標準として賦課した租税。
だい【大】
[名・形動] 1 形・規模・数量などの大きいこと。また、そのさま。「声を—にする」⇔小。 2 程度のはなはだしいこと。また、そのさま。「責任は—である」 3 その社会で水準以上にすぐれていること...
ちゅう【疇】
[音]チュウ(チウ)(漢) [訓]うね 1 田畑のうね。あぜ道。田畑。「田疇」 2 昔。以前。「疇昔(ちゅうせき)」 3 同類。たぐい。「範疇」 [補説]「畴」は俗字。