おおばん‐しゅう【大番衆】
鎌倉時代、大番役勤務の武士たち。
おおばん‐やく【大番役】
平安末から鎌倉時代、内裏・院の御所や京都市中の警固役(京都大番役)。御家人役の一つで、諸国の武士が交代で当たり、守護・惣領の指揮に従った。承久の乱以後、将軍御所を警備する鎌倉大番役も制度化された。
おお‐びき【大引き】
1 床板および根太を支える横材。尾引き。 2 めくりカルタを三人でするとき、最後に札をめくる番に当たる者。「ことに拙者は—でござれば」〈黄・孔子縞〉
おおまと‐じょうらん【大的上覧】
江戸幕府の年中行事の一。各番衆(ばんしゅう)から射手を選び、将軍の御前で大的を射させたこと。大的御覧(おおまとごらん)。
おおみね‐おくがけみち【大峰奥駈道】
奈良県の吉野山と和歌山県の熊野三山を結ぶ道。修験者の修行道。熊野古道の中でも険しい道として知られる。靡(なびき)と呼ばれる75か所の修行場が設けてあり、ここを順に修行して歩く。熊野本宮大社の本宮...
おか‐でら【岡寺】
奈良県高市郡明日香村岡にある真言宗豊山派の寺。山号は東光山。正しくは竜蓋寺。天智天皇2年(663)、天皇が義淵に岡本宮を与え、寺としたのに始まるという。初めは法相宗。西国三十三所第7番札所。義淵...
おかやま【岡山】
中国地方南東部の県。もとの備前・備中・美作(みまさか)3国にあたる。人口194.5万(2010)。
岡山県南部の市。県庁所在地。江戸時代は池田氏の城下町。山陽・山陰・四国を結ぶ交通の要地で、...
オガネソン【oganesson】
超アクチノイド元素、超ウラン元素の一。2002年、ロシアと米国の共同研究チームが、カルシウムとカリホルニウムの原子を衝突させて生成した。ウンウンオクチウム(ununoctium、Uuo)の暫定名...
おき【起き】
起きること。「けさの—にぞ袖ぬらしつる」〈千五百番歌合・一七〉 [補説]現代では通例、複合語の要素として用いられる。「朝起き」「寝起き」「起き伏し」「四時起き」
おき‐つ‐しまもり【沖つ島守】
沖にある島の番人。「わが髪の雪と磯辺の白波といづれまされり—」〈土佐〉