たい‐ぎ【大疑】
大きな疑問。大いに疑うこと。
ち‐ぎ【遅疑】
[名](スル)疑い迷って、すぐに決断しないこと。ぐずぐずためらっていること。「暫く—する様子であったが」〈谷崎・吉野葛〉
はんしん‐はんぎ【半信半疑】
[名](スル)信じられそうでもあるが、疑わしく思う気持ちもあって、どちらとも心の決まらない状態。「—で話を聞く」「巨勢は—したりしが」〈鴎外・うたかたの記〉
ふ‐かぎ【不可疑】
疑いようのないこと。「—性」「—的」
ほうほうてき‐かいぎ【方法的懐疑】
確固不動の真理に達するためにデカルトが用いた方法。偏見や謬見(びゅうけん)、あるいは真実らしく見えるが不確実なものなどをすべて疑うに足るものとして排し、この徹底した懐疑を通して「我思う、故に我在...
よう‐ぎ【容疑】
罪を犯した疑いのあること。また、その疑い。「収賄の—を受ける」「—が固まる」