とくていしっかんちりょうけんきゅう‐じぎょう【特定疾患治療研究事業】
国と都道府県が難病患者の医療費を助成する制度。特定疾患の一部について、患者の自己負担分の一部を公費で負担する。昭和48年(1973)から平成26年(2014)まで実施。平成27年の難病医療法施行...
とくてい‐しんきんしょう【特定心筋症】
心筋の疾患のうち、原因や全身疾患との関連が明らかなもの。虚血性、弁膜症性、高血圧性、代謝性、過敏・中毒性、産褥(さんじょく)性のほか、筋ジストロフィー、神経・筋疾患、全身疾患(自己免疫疾患、サル...
とくてい‐にんぷ【特定妊婦】
児童福祉法で、出産後の子の養育について出産前に支援を行うことが特に必要と認められる妊婦をいう。収入が不安定、統合失調症などの精神疾患がある、望まない妊娠をした場合などがこれにあたる。
とく‐はつ【特発】
[名](スル) 1 定期的に出しているもののほかに、特別に出すこと。「満員のため、バスを—する」 2 特別な原因が見当たらないのに発病すること。「—性疾患」
とくはつせいかんしつせい‐はいえん【特発性間質性肺炎】
肺の間質(肺胞壁・細気管支など)に炎症が起こる間質性肺炎のうち原因を特定できないもの。特発性肺線維症・器質化肺炎・非特異性間質性肺炎などの疾患が含まれる。指定難病の一つ。IIP(idiopath...
とくはつせいけっしょうばんげんしょうせい‐しはんびょう【特発性血小板減少性紫斑病】
基礎疾患や薬剤の影響がないにもかかわらず、血小板が減少し、さまざまな出血症状を引き起こす病気。指定難病の一つ。小児の場合6か月以内に治癒することが多い。血小板に対する自己抗体が生成され、脾臓で血...
とくはつせい‐はいせんいしょう【特発性肺線維症】
原因を特定できない肺線維症。肺線維症の半数を占める、予後不良の疾患。特発性間質性肺炎(指定難病)の一型。喫煙が危険因子とされる。治療薬として抗線維化剤のピルフェニドンが認可されている。IPF(i...
とくべつ‐ほうてい【特別法廷】
やむをえない事情がある場合に、裁判所やその支部以外の場所で開かれる法廷。大災害で裁判所が損壊した場合や、当事者が長期療養を要する伝染性疾患の患者で裁判所に出頭できない場合などに、裁判所法に基づい...
トランスアミナーゼ‐けんさ【トランスアミナーゼ検査】
《transaminase test》血清中のトランスアミナーゼ量を測定して、病因を明らかにする診断法の一種。GOT・GPTが代表的で、肝疾患の診断などに利用する。
トリーチャーコリンズ‐しょうこうぐん【トリーチャーコリンズ症候群】
《Treacher-Collins syndrome》頰骨や下顎の形成不全により、顎が小さく、目の外側が下垂し、耳介の変形などがみられる先天性の疾患。TCS。