インフルエンザ‐のうしょう【インフルエンザ脳症】
インフルエンザをきっかけとして脳にむくみが生じる病気。6歳以下の幼児に多い。発熱に続き、痙攣(けいれん)・意識障害・異常行動などの症状がみられる。致死性があり、治癒しても後遺症が残ることもある。...
インプラント【implant】
《移植の意》臓器が疾病や外傷によって機能を喪失したり欠損したりした場合、その機能を回復させるため生体内に埋め込む器具や材料のこと。特に、顎骨(がっこつ)に人工歯根を埋め込こんで、歯を回復させる治...
インポスター‐しょうこうぐん【インポスター症候群】
《impostor syndrome impostorは詐欺師の意》社会的に高い評価を得ているにもかかわらず、自己評価が低く、能力のない自分が周囲をだましていると考える心理状態。症候群とつくが、...
いんゆとしてのやまい【隠喩としての病】
《原題Illness as Metaphor》ソンタグの評論。1978年刊。癌(がん)を患った著者が、病(やまい)に関する多様な隠喩を分析し論じる。
いん‐よう【陰陽】
1 中国古代の思想で、天地間にあり、互いに対立し依存し合いながら万物を形成している陰・陽2種の気。日・春・南・男などは陽、月・秋・北・女などは陰にあたる。おんよう。 2 「陰陽師(おんようじ)」...
イー‐シー‐ディー‐シー【ECDC】
《European Centre for Disease Prevention and Control》欧州疾病対策センター。EUにおける感染症の予防・対策強化を行う保健衛生機関。2005年設立...
ウィダール‐はんのう【ウィダール反応】
チフス性疾患の診断に用いられる血清反応。患者の血清と病原菌との間で凝集反応が起こることを利用したもの。フランス人医師ウィダール(Widal)が考案。
ウィリスどうみゃくりん‐へいそくしょう【ウィリス動脈輪閉塞症】
《occlusive in circle of Willis》厚生労働省指定の難病の一。脳底部のウィリス動脈輪に狭窄(きょうさく)や閉塞がみられ、脳虚血症状を示し、体各部の麻痺(まひ)・知覚異常...
ウィルソン‐びょう【ウィルソン病】
肝臓や脳に銅が異常に沈着する遺伝性の病気。肝硬変や脳の深部にあるレンズ核の軟化・変化がみられ、肝レンズ核変性症ともいう。英国の内科医S=A=ウィルソンが報告。
うい‐だち【初立ち】
1 幼児や鳥のひなが、初めて歩いたり飛んだりすること。「夏ばかり—すなるほととぎす巣には帰らぬ年はあらじな」〈宇津保・祭の使〉 2 久しぶりに外出すること。「内裏などにもあまり久しう参り侍らねば...