かき‐ぬ・く【書(き)抜く】
[動カ五(四)] 1 文章の一部や要点を抜き出して書く。抜粋する。「参考部分を—・く」 2 最後まで書き通す。書き上げる。「病気を押して大作を—・く」
かきょうひょうしき【歌経標式】
奈良末期の歌学書。1巻。藤原浜成著。宝亀3年(772)成立。和歌四式の一。歌病や歌体などについて論じたもので、中国の詩論の影響が大。日本最古の歌学書。浜成式。
かく【核】
[常用漢字] [音]カク(漢) [訓]さね 1 果実のたね。「核果」 2 物事の中心。「核心/地核・中核・細胞核」 3 病気による細胞の固まり。「結核・痔核(じかく)」 4 原子核・核兵器のこと...
かく【膈】
1 胸と腹の間。 2 胃が物を受けつけず吐き戻す病気。膈の病。「うち食はん事難くやありけん、ものくさくなりて死ぬべき時に、—といふ病者と思ひしか、と云ひけるを」〈仮・仁勢物語・上〉
かく‐しつ【鶴膝】
1 漢詩の八病(はちへい)の一。五言詩の第1句と第3句の句末に、同一の声調の字を用いること。 2 書道で、漢字の縦棒「亅」の下端が鋭くはねたもの。
かく‐しょう【膈症】
食べ物が通らなくなる病気。胃癌(いがん)・食道癌などにあたるという。かくのやまい。「天明の初年、—を患(うれ)へて」〈蘭学事始〉
かくしんてき‐しきんメカニズム【革新的資金メカニズム】
国連のミレニアム開発目標の達成に必要な資金を調達するための枠組みの総称。政府開発援助(ODA)を補完し、気候変動・貧困・疫病など地球規模の問題に取り組むための資金を創出・供給する。国際医薬品購入...
かくちょうがた‐しんきんしょう【拡張型心筋症】
心筋症の一つ。心室の筋肉が薄くなり、心筋の収縮力が極端に低下し、心臓が拡張してしまう。原因は不明。心臓のポンプ機能が低下し、動悸・呼吸困難が見られる。進行すると浮腫・不整脈などが現れ、心不全をも...
かくまく‐えい【角膜翳】
角膜の濁る病気。かすみ目。目星(めぼし)。
かくまく‐かいよう【角膜潰瘍】
角膜に潰瘍ができる病気。細菌やトラコーマの病原体によって起こることが多い。潰瘍が角膜の中央部まで広がると、失明することもある。