とう‐こん【痘痕】
痘瘡(とうそう)のあと。あばた。
はん‐こん【斑痕】
まだらな、傷などのあと。
はん‐こん【瘢痕】
切り傷・火傷(やけど)・潰瘍(かいよう)などが治ったあとに残る傷あと。
ひょうが‐さっこん【氷河擦痕】
氷河が流れるときに、氷河に取り込まれた岩塊や岩盤の表面に刻まれた直線的なこすり跡。
ふんさい‐こん【粉砕痕】
レール上の石を列車の車輪が踏みつぶした痕跡。
ぼっ‐こん【墨痕】
筆で書いた墨の跡。筆の跡。墨跡。「—鮮やかに記す」「—淋漓(りんり)」
やけ‐あと【焼け跡】
1 焼けた跡。火事で焼けた跡。 2 (「焼け痕」とも書く)やけどのあと。
りゅうせい‐こん【流星痕】
流星が通った後、大気中に残る光の筋。明るい流星でしばしば見られ、数秒程度で消滅するが、まれに数十分も残る場合がある。
るい‐こん【涙痕】
涙の流れたあと。「知るべし—の未だ乾かざるを」〈織田訳・花柳春話〉
れん‐こん【漣痕】
水や空気の流れによって堆積物の表面につくられる規則的な波状模様。砂浜、砂丘、海底などに形成される。リップルマーク。砂紋。→化石漣痕