かった‐い【癩/乞丐】
《「かたい」の促音添加》「かたい(乞丐)」に同じ。
癩(かったい)の瘡(かさ)うらみ
大差ないものを見てうらやむこと。また、ぐちをこぼすことともいう。
らい【癩】
⇒ハンセン病 [補説]書名別項。→癩
らい【癩】
島木健作の処女小説。昭和9年(1934)「文学評論」誌に発表。同年出版の処女作品集「獄」に収録。
らいおう‐の‐テラス【癩王のテラス】
《Leper King Terrace》カンボジア北部、アンコールにある遺跡。アンコールトムの王宮の北東に位置する。12世紀末、クメール王朝のジャヤバルマン7世により建造。名称は癩(らい)病に...
らい‐きん【癩菌】
ハンセン病の原因となる細菌。結核菌に似た抗酸性のグラム陽性の桿菌(かんきん)。人工培養はできない。1874年にハンセンが発見。
らい‐しゃ【癩者】
かつてハンセン病患者をさした語。
らい‐びょう【癩病】
⇒ハンセン病
らいよぼう‐ほう【らい予防法】
らい病(ハンセン病)の予防・医療および患者・公共の福祉増進を目的として定められた法律。明治40年(1907)に「癩(らい)予防ニ関スル件」として制定。昭和6年(1931)の「癩予防法」を経て、昭...