コーラム【Kollam】
インド南部、ケララ州の町。州都トリバンドラムの北約60キロメートル、アシュタムディ湖とアラビア海に面する。9世紀頃から香料貿易の拠点として栄えた。東郊のタンガッセリには、ポルトガル人が建造した要...
ごう‐けい【豪渓】
岡山県南西部、高梁(たかはし)川支流の槙谷(まきだに)川上流にある渓谷。総社市と加賀郡吉備(きび)中央町にまたがる。長さ600メートル。花崗(かこう)岩の節理が発達、奇岩絶壁と渓谷美を誇る。国指...
ごうつ【江津】
島根県中部の市。日本海に面し、江川(ごうがわ)河口港として発達した。製紙工場がある。石見(いわみ)陶器・石州瓦(せきしゅうがわら)の産地。人口2.6万(2010)。
ごとう‐れっとう【五島列島】
長崎県西部、東シナ海上にある列島。福江島・久賀島・奈留島・若松島・中通(なかどおり)島など約140の島からなり、リアス式海岸が発達。漁業が盛ん。
ごぼう【御坊】
和歌山県西部の市。西本願寺日高御坊の門前町として発達。日高川河口に臨み、製材業が盛ん。人口2.6万(2010)。
さいきん‐ざいく【細金細工】
金銀の細線を用いた精巧な飾り細工。古代エジプト・ギリシャ・ローマなどで発達。インド・中央アジア・中国・朝鮮に伝わり、日本の古墳からも耳飾りが出土する。細線細工。粒線細工。
さい‐そう【再葬】
遺体を土葬や風葬など何らかの方法で骨にした後、土器に納めて再び埋葬する葬法。縄文時代末期から弥生時代中期にかけて、東日本で発達した。再葬は考古学での呼称で、民俗学などでは複葬と呼ぶ。
さいそう‐ぼ【再葬墓】
遺体を土葬や風葬など何らかの方法で白骨化した後、遺骨を壺形土器などの骨蔵器に納めて再び埋葬した墓。縄文時代末期から弥生時代中期にかけて、東日本で発達した。
さいもん‐どき【彩文土器】
彩色顔料で具象文や幾何学文を描いた素焼きの土器。原始農耕文化の発生とともに発達し、世界各地に分布。彩色土器。→彩陶
さかい【堺】
大阪府中部にある市。大和川下流にあって、大阪市と隣接する。室町から江戸初期にかけて外国貿易の中心地として栄えた。現在は重化学工業が発達。名は摂津・和泉・河内にまたがり、それらの境に位置するとこ...