ノール‐パ‐ド‐カレー【Nord-Pas-de-Calais】
フランス北部、オー‐ド‐フランスの北半を占める地域。カレー、ダンケルクなど港湾都市を中心に自動車などの重工業が発達。18世紀から20世紀にかけて開発された炭田地帯は、2012年に世界遺産(文化遺...
はい【胚】
多細胞生物の発生初期の個体。植物では受精卵がある程度発達した胞子体をいう。種子植物では種子中にある発芽前の植物体で、胚芽ともいい、胚乳から養分を吸収する。動物では卵黄から養分を吸収している状態の...
はい‐ぎょ【肺魚】
硬骨魚綱肺魚亜綱または肺魚目に分類される淡水魚の総称。体はウナギ形で、体長50センチ〜1.5メートル。えらのほかに、浮き袋の発達した肺のような組織をもち、空気呼吸もできる。胸びれ・腹びれは鞭(む...
はい‐しゅ【胚珠】
種子植物の、発達して種子になる部分。被子植物では子房内にあり、裸子植物では心皮についたまま裸出する。内外2枚の珠皮に包まれ、中に胚嚢(はいのう)があり、卵細胞を含む。
はい‐にゅう【胚乳】
種子の中にあって胚を包み、胚の生長に必要な養分を蓄えて供給する組織。被子植物では重複受精の結果つくられる内乳をさすが、珠心の発達した外乳も含めていうことがある。豆類など無胚乳種子では早くに退化し...
はい‐ばん【胚盤】
1 魚類・爬虫類(はちゅうるい)・鳥類などの端黄卵の、動物極側にある細胞質。卵黄が少なく、原形質の多い部分で、卵割して胚を形成する。また、その卵割の後に多数の細胞が円盤状に並んだ胚盤葉も混用して...
ハウラー【Howrah】
インド東部、西ベンガル州の都市。フーグリ川を挟んだ対岸に州都コルカタがあり、ハウラー橋で結ばれ、同一都市圏を形成。鉄道交通の要地。ジュート、綿などの加工業、製紙業をはじめ、各種工業が発達。ハウラ。
はきり‐ばち【葉切蜂】
膜翅(まくし)目ハキリバチ科の昆虫の総称。ミツバチに似るが、腹面の毛が長く、ここに花粉をつけて運ぶ。発達した大あごをはさみのように使って葉を丸く切り、巣の材料に使う。バラハキリバチなど。
は‐くじら【歯鯨】
クジラ目ハクジラ亜目の哺乳類の総称。歯があり、鯨ひげをもたない。聴覚が発達し、声帯はないがのどか鼻道で高周波音を発し、反射音で水中の物体を探知する。イルカ・マッコウクジラ・アカボウクジラ・イッカ...
はく‐びょう【白描】
東洋画で、墨1色を用い、筆線を主体として描く技法。また、その絵。中国では唐代に発達。日本では平安時代以降に盛行し、鎌倉時代には繊細な美しさを持つ白描大和絵様式の絵巻類がつくられた。