ば‐しゃく【馬借】
1 中世、馬上に荷を乗せて運んだ運送業者。主に畿内とその周辺に発達。近江(おうみ)の大津・坂本、山城の木津などが有名。しばしば土一揆の主体となった。 2 「馬借一揆」の略。「京都は—の沙汰之(こ...
バシリスク【basilisk】
イグアナ科に属するトカゲ。メキシコから中央アメリカの熱帯に数種がいる。全長60〜80センチほどで、外敵に襲われたときなどには、よく発達した後肢(あとあし)で水面上を走る。
バッファロー【Buffalo】
米国ニューヨーク州西部の都市。エリー湖東岸にあり、五大湖水運の要港。製鉄業をはじめとする重工業が発達した。ナイアガラの滝観光の拠点。人口、行政区27万(2008)。
バナナ【banana】
バショウ科の常緑多年草。高さはふつう2、3メートル。葉はバショウに似る。夏、苞(ほう)をもつ大きな穂を垂れ、下部に雌花、上部に雄花がつく。実は房状になり、黄色などに熟し、食用部は子房の発達したも...
ばらじょう‐か【薔薇状果】
仮果の一。花托が発達して肉厚の壺形となり、中にいくつかの乾果ができるもの。バラ・ビワなど。薔薇果(しょうびか)。
バラモン‐きょう【バラモン教】
古代インドで、バラモン階級を中心として行われた民族宗教。ベーダ聖典を根本として複雑な祭式規定を発達させた。インドの哲学観念や社会制度の強固な基盤となった。
バレエ【(フランス)ballet】
西洋の舞踊形式の一。通常、歌詞のない音楽を伴奏に、踊りや身振りによって感情や意思を表現し、劇を進行させる舞踊劇。ルネサンス期のイタリアに起こり、16、17世紀のフランス宮廷で発達。ロマンチックバ...
バロック‐おんがく【バロック音楽】
《バロックは、(フランス)baroque》16世紀末から18世紀中ごろまでのヨーロッパ音楽。近代的な和声法や長・短調体系、通奏低音を支柱とした作曲技法が確立され、オペラ・オラトリオ・カンタータな...
バンクーバー【Vancouver】
カナダ南西部の港湾都市。大陸横断鉄道の終点。パルプ・鉄鋼・食品などの工業が発達。名は英国の探検家ジョージ=バンクーバーにちなむ。人口、都市圏227万(2008)。
ばんじょう‐がわ【番匠川】
大分県南部を流れる川。佩楯(はいたて)山(標高754メートル)南麓の三国峠(標高664メートル)付近に源を発し、九州山地東部を東流して佐伯(さいき)湾に注ぐ。長さ38キロ。中流域にある小半(おな...