もん‐みゃく【門脈】
毛細血管が合流して太くなった静脈が、再び分岐して毛細血管網を形成する静脈系。特に、肝門脈(かんもんみゃく)をさし、消化管や脾臓(ひぞう)からの栄養物を含む血液を集めて肝門を通る。肝臓で物質交換が...
モールス‐ふごう【モールス符号】
《Morse code》米国のS=F=B=モースが考案した通信符号。長短2種の組み合わせによって文字を表す。短符号をトン、長符号をツーとよぶところから、トンツーともいう。19世紀中ごろから使われ...
や‐きゅう【野球】
米国で発達した球技の一。九人編成の二つのチームが各9回ずつ攻撃と守備を交替しながら得点を争うもの。攻撃側は守備側の投手の投げる球をバットで打ち、四つの塁を回って得点する。明治6年(1873)日本...
やぎしり‐とう【焼尻島】
北海道北西部の日本海にある島。西に並ぶ天売(てうり)島とともに留萌(るもい)振興局苫前郡羽幌(はぼろ)町に属す。海食崖が発達。面積5.3平方キロメートル。
やない【柳井】
山口県南東部の市。瀬戸内海に面し、商業港として発達。エレクトロニクスや機械工業が行われる。刺身用の甘露醤油を特産。人口3.5万(2010)。
やながわ【柳川】
福岡県南西部の市。有明海に面し、筑後川と矢部川の間の低地にあり、水路網が発達。もと立花氏の城下町。造り酒屋であった北原白秋の生家がある。もと「柳河」と書いた。人口7.1万(2010)。
やまが【山鹿】
熊本県北部の市。江戸時代から宿場町・温泉町として発達。スイカ・メロンを産出。山鹿大宮神社があり、灯籠祭りが行われる。人口5.5万(2010)。
やまがた‐ぼんち【山形盆地】
山形県中東部の断層盆地。最上川が北へ貫流し、扇状地が発達。稲作やサクランボウ・ブドウ栽培が盛ん。村山盆地。
やまとたかだ【大和高田】
奈良県北西部の市。専立寺(せんりゅうじ)の寺内町として形成され、商業が発達。大和絣(がすり)の産地。近郊農業も盛ん。人口6.8万(2010)。
やまと‐ひょうぐ【大和表具】
日本で発達した最も一般的な表具の形式。一文字・風帯・中縁(ちゅうべり)・上下から構成され、風帯は一文字と共裂(ともぎれ)にするか中縁と共裂にするかによって、一文字風帯・中風帯とよびわける。大和表装。