りゅうさん‐てつ【硫酸鉄】
鉄の硫酸塩。 1 硫酸鉄(Ⅱ)。鉄を希硫酸に溶かして作る。七水和物は緑礬(りょくばん)ともいい、緑色の結晶。黒インク・顔料などに利用。化学式FeSO4 2 硫酸鉄(Ⅲ)。鉄を濃硫酸に溶かすか、硫...
りゅうさん‐どう【硫酸銅】
銅の硫酸塩。 1 硫酸銅(Ⅱ)。無水和物は白色の粉末。水を吸収して五水和物になりやすい。五水和物は青色の結晶で、胆礬(たんばん)ともいい、酸化銅を希硫酸に溶かして作る。ボルドー液・青色顔料・防腐...
りゅうさん‐バリウム【硫酸バリウム】
バリウムの硫酸塩。白色の結晶。水にきわめて溶けにくい。天然には重晶石として産出。白色顔料やX線造影剤などに利用。化学式BaSO4
りゅうさん‐マグネシウム【硫酸マグネシウム】
マグネシウムの硫酸塩。無水和物は白色の粉末。ふつう七水和物をさし、白色結晶で、瀉利塩(しゃりえん)ともいい、古くから下剤として利用。水によく溶ける。海水中に含まれ、苦汁(にがり)の主成分。媒染剤...
りゅう‐じょ【柳絮】
白い綿毛のついた柳の種子。また、それが春に飛び漂うこと。《季 春》「ひとすぢの—の流れ町を行く/普羅」
りゅうじょう‐はん【粒状斑】
太陽の光球面を撮影したとき、一面に見られる白い粒状の斑点模様。対流によって上昇したガス塊の頭部と考えられ、平均寿命は数分。
りゅうぜつ‐らん【竜舌蘭】
1 キジカクシ科の常緑多年草。葉は根元から叢生(そうせい)し、長さ1〜2メートル、剣状で肉が厚く、縁にとげがある。開花は約60年に一度という。高さ7〜8メートルの花茎を伸ばし、黄緑色の花を円錐状...
りゅうとたたかうせいゲオルギウス【竜と戦う聖ゲオルギウス】
《原題、(イタリア)San Giorgio e il drago》ウッチェロの絵画。カンバスに油彩。白馬に跨(またが)った聖ゲオルギウスが槍(やり)で竜を退治する場面を描いたもの。ロンドン、ナシ...
りゅう‐どう【竜胆】
「りんどう(竜胆)1」に同じ。「—の露いみじう置きたるに」〈丹鶴本御堂関白集・詞書〉
りゅうどう‐パラフィン【流動パラフィン】
石油の比較的軽質の潤滑油留分から精製した無色・無味・無臭の油状液体。化粧品の原料や精密機械の潤滑油、軟膏の基剤などに用いる。白油。ホワイトオイル。