りんご‐わたむし【林檎綿虫】
ワタアブラムシ科の昆虫。リンゴの葉から汁を吸う害虫。体長2〜3ミリ。有翅型のものは白い綿状の蝋(ろう)で覆われ、晩秋に飛ぶ。わたむし。ゆきむし。
りんさん‐カルシウム【燐酸カルシウム】
燐酸のカルシウム塩。白色の無定形の物質。天然には燐灰石として産出し、土壌中に分布して植物の肥料となり、動物では骨・歯の主成分をなす。化学式Ca3(PO4)2 広くは水素塩も含み、過燐酸石灰の成分...
りんさん‐ナトリウム【燐酸ナトリウム】
燐酸の三ナトリウム塩。無色または白色の結晶。三方晶系。燐酸に多量の水酸化ナトリウムを加え、蒸発乾固すると無水和物が得られる。通常、室温で12水和物となる。水によく溶け、強アルカリ性を示す。洗剤、...
りん‐し【淋糸/痳糸】
淋菌性尿道炎の患者の尿中にみられる、短く白い糸状の浮遊物。
りんじ‐きゃく【臨時客】
1 不意に来た客。 2 《大饗(だいきょう)のように公式の行事ではないところからいう》平安時代、年頭に摂政・関白・大臣家で大臣以下の貴族を招いて催した宴会。臨時の客。
りんず‐がみ【綸子紙】
主に白粉(おしろい)の包み紙に用いた和紙。
りん‐ぜん【凜然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 寒気のきびしいさま。「霜の朝の寒さは如何にも—と身にしみて」〈蘆花・思出の記〉 2 勇ましくりりしいさま。凜乎(りんこ)。「—と言い放つ」「直ぐ思い返して一歩...
リンドス【Lindos/Λίνδος】
ギリシャ東部、エーゲ海にあるロードス島の東部にある村。白い家々が並ぶ丘の上に、ドリス人によって築かれたアクロポリスがあり、同島における古代三大ポリスの一つとして知られる。紀元前4世紀頃のアテナ神...
リンパ‐きゅう【リンパ球】
白血球の一。骨髄で生成され、リンパ節・胸腺などで分化・成熟・増殖し、免疫を担当する。B細胞(Bリンパ球)・T細胞(Tリンパ球)がある。
りん‐ぼく【橉木】
バラ科の常緑小高木。暖地の林内に自生。樹皮は桜に似る。葉は長楕円形で主脈が太く、縁が波打つが、若木では鋭いぎざぎざがある。秋、白い小花を穂状につけ、長い雄しべが目立つ。翌年5月ごろに黒い実を結ぶ...