がい‐よう【外用】
[名](スル)皮膚など体の外側から薬を効かせること。
がいよう‐やく【外用薬】
皮膚の表面や粘膜などに適用する薬。含嗽(がんそう)剤・湿布剤・吸入剤・点眼剤・軟膏(なんこう)剤など。外用剤。
がんアルミニウム‐せん【含アルミニウム泉】
旧泉質の一。温泉水1キログラム中に100ミリグラム以上のアルミニウムイオンを含むことなどが条件。皮膚病に効能があるとされる。→泉質
がん‐がさ【雁瘡】
皮膚病の一種。治りにくく、かゆみがひどい。雁が飛来するころに生じ、去るころに治るというのでこの名がある。がんそう。《季 秋》「—を掻いて素読を教へけり/虚子」
がん‐しゅ【癌腫】
皮膚の表皮、消化管の粘膜、肝臓といった上皮性細胞から生じた悪性腫瘍(しゅよう)。癌化した細胞が増殖・浸潤・転移し、進行すると疼痛が激しく、全身状態が悪化する。発生部位により、胃癌・肺癌・乳癌など...
がん‐せん【頑癬】
白癬菌(はくせんきん)の寄生による皮膚病。陰部・内股にでき、周囲は連環状に赤く隆起し、中央は暗紅色で、かゆみが強い。股部(こぶ)白癬。いんきんたむし。
き‐ざい【基剤】
軟膏(なんこう)剤や座剤などの製造に際して使われる賦形(ふけい)剤。吸収をよくしたり、皮膚病変部の保護・刺激・冷却などの作用をしたりする。軟膏のワセリン、散布剤のタルク、座薬のカカオ脂など。
きず【傷/疵/瑕】
1 切る、打つ、突くなどして、皮膚や筋肉が裂けたり破れたりした部分。「深い—を負う」 2 物の表面の裂け目や、欠けたりした部分。「レンズに—がつく」 3 人の行為・性質・容貌(ようぼう)などや物...
きず‐ぐち【傷口/疵口】
《「きずくち」とも》 1 皮膚の破れ目や裂け目。「—を縫う」 2 人に触れられたくない過去の過ち。「人の—に触れるような言い方」 3 物事のうまくいかない部分。「損失を取り返そうとして、かえって...
きた‐まくら【北枕】
1 枕を北に置いて寝ること。釈迦が涅槃(ねはん)のとき頭を北に、顔を西に向けて臥(ふ)したといわれることから、死者を寝かせるときの作法とされる。ふつう不吉として忌む。 2 フグ科の海水魚。全長約...