はれ‐もの【腫れ物】
炎症などで皮膚がはれてうみなどをもったもの。できもの。「首に—ができる」
は・れる【腫れる】
[動ラ下一][文]は・る[ラ下二]炎症などで、皮膚や粘膜がふくれる。「扁桃腺(へんとうせん)が—・れる」
はんこ‐ちゅうしゃ【判子注射】
管針(かんしん)を用いたBCGワクチン接種の俗称。皮膚にワクチンを塗布し、9本の針が固定された器具を押しつけて接種する。管針法。スタンプ注射。
ハンセン‐びょう【ハンセン病】
癩菌(らいきん)の感染によって起こる慢性細菌感染症。感染力は弱く、潜伏期は3年から20年にも及ぶため、かつては遺伝性と誤解されたこともあった。主に末梢神経が冒され、知覚麻痺・神経痛や皮膚症状のほ...
ばい‐どく【梅毒/黴毒】
代表的な性病。病原体はトレポネマ‐パリズムで、主に性行為により感染し、母親から胎児に感染することもある。約3週間の潜伏期を経て発病し、陰部にしこり・潰瘍(かいよう)ができる(第1期)。3か月ほど...
バビルサ【babirusa】
イノシシ科の哺乳類。体高65〜80センチ。成長すると脱毛し、皮膚は灰褐色。雄は上あごの犬歯が顔面をつき破って伸び、後方に弓なりに曲がる。下あごの犬歯も大きい。インドネシアのセレベス島などに分布。...
パッチ‐テスト【patch test】
接触皮膚炎や薬疹の原因物質を確かめるため、疑いのある物質を背中や腕に貼布(てんぷ)して反応を調べる方法。貼布試験。→プリックテスト
パピローマウイルス【papillomavirus】
《「パピロマウイルス」とも》乳頭腫(しゅ)ウイルス。いぼ(疣贅)などの良性腫瘍(しゅよう)を発生させるウイルス。子宮頸癌(がん)や皮膚癌を発生させるともいわれる。→エッチ‐ピー‐ブイ(HPV)
パフトキシン【pahutoxin】
海産毒の一つ。ハコフグ科の魚類の皮膚から分泌される神経毒であり、他の魚に加え、ハコフグ自体にも毒性を及ぼす。化学式C23H46ClNO4 オストラシトキシン。
パントテン‐さん【パントテン酸】
《pantothenは、あらゆる所の意》ビタミンB複合体の一。広く動植物に分布し、特に肝臓・卵・酵母などに多い。補酵素の構成成分。欠乏すると成長停止・皮膚炎などが起こる。